ブレーキオイル交換の必要性とは?値段や種類に補充がダメな理由他

   

どうも大和です、まだまだ寒いですが、この雪降る中の整備は本当に気持ちが萎えてしまいますね、朝からガレージへ向かうと、とてつもなく冷えていますし、ストーブなどで温まるのも、小一時間ばかしかかりますから、実際に気合いを入れて整備となると、お昼前ぐらいからの整備となるんですよね。

最近は車もあまり壊れなくなってきて、信頼のおける車は増えてきていますが、そんな中でも必ず交換をしておかなければならない部品やオイルがいくつかあるのですが、ブレーキオイルというのは聞いたことがありますか?

女性の方などは聞かれても、あまりピンとこないかもしれませんが、車検の際にほとんどの車が交換されているのですが、これは何?本当に交換する必要があるのと、必要性について考えられている方も多いことでしょう。

実は、私も車関係に携わる前には、ブレーキオイル交換の必要性を考えていませんでしたし、車検の時に少しでも費用をおさえたかったので、変えないでも問題ないのではないのかと言っていました。

ただ、このブレーキオイルの交換については実は重要で、是非今日は必要性を感じて頂きたいと思います。

車検 自分で通す際の費用や安くする方法は…いつから受けられるの?

車検のときにしか交換する機会がないからこそ、絶対にやっていただきたいのですが、その必要性については色々と書かせていただきますが、ブレーキオイル交換時の値段、ブレーキオイルの種類、そしてブレーキオイルを補充してはダメな理由など色々と書いていこうと思います。

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ブレーキオイル交換の必要性とは?何故変えないといけないのか…

まずエンジンオイルというのは、車によっては走行距離や経過月によって変えられている人は多いと思います。

ガソリンスタンドやカー用品店などで変えられていると思いますが、それは何故かと言うとオイルと言うのは大前提として劣化するからなのです。

もっと日常生活で説明しますと、からあげなどを作ると油を使う人が多いと思いますが、何度も使用するとあの黄金色の油が茶色く、黒く色が変化してきますよね。

カラっと揚がらなくなったりすることを経験したことがある人もいるかもしれませんが、そんなイメージを持ってください。

そのような油は廃棄されていると思いますが、それがオイル交換と置き換えてもらうとイメージしやすいと思いますね、メカニズムはもう少し違いますが、イメージするのはそれが早いでしょう。

ということは、交換の必要性をお感じ頂けていると思うのですがいかがでしょうか(笑)悪いオイルを良いオイルに変えるとブレーキタッチも変わりますからね。

 

ブレーキオイル交換 必要性

 

ブレーキオイル交換にかかる費用(値段)や選ぶべき種類とは…

ブレーキオイル交換の必要性を感じた方は引き続き読んでいただければと思うのですが、それでも交換の必要性を感じないと言う方、もしご自身の車がいざという時に止まらず、事故をしてしまう可能性があるかもしれませんよという話になればいかがでしょうか?

恐らく交換の必要性にかられると思いますが、そんなときに交換にかかる費用やお値段、そして何を目安にどのようなものを選べばよいのか迷う事でしょう。

全て任せて交換してもらうというのも手ですが、価格帯や種類の違いなど知っていると、わたしの車にそれは必要以上なので不用なのでは?と言えますからね。

さて、ブレーキオイル交換にかかる費用の目安としては相場としては5000円ぐらいでしょうね、ブレーキオイルと工賃でこのぐらいの価格設定だと思います。

これよりも高い場合については、何故高いのか絶対に聞かないと損ですよ(笑)


 

また、最近ではご自身でネットで購入して持ち込んでも修理・交換の対応をしてくれる整備工場も増えていますから、ここで自分の車にあうブレーキオイルを見つけて、購入されたものを持ち込まれても良いでしょう。

そうすれば、あとは工賃の金額だけを目安にすれば安いところも探せますからね。

さて、ブレーキオイル交換の際に選ぶべき種類なのですが、ブレーキオイルはDOT-3・DOT-4・DOT-5と大きくカテゴリがわかれていますが、その中で一般的な軽自動車や小型自動車にはDOT-3・DOT-4が使われています。

  • DOT-3 (JIS 3種) : ドライ沸点 205℃ 以上、ウエット沸点 140℃ 以上
  • DOT-4 (JIS 4種) : ドライ沸点 230℃ 以上、ウエット沸点 155℃ 以上
  • DOT-5.1 (JIS 5種) : ドライ沸点 260℃ 以上、ウエット沸点 180℃ 以上
  • DOT-5 (シリコン系) : ドライ沸点 260℃ 以上、ウエット沸点 180℃ 以上

沸点とかウエット沸点とか全く意味が分からないと言う方は、それでも結構です(笑)DOT-5などはスポーツ走行を楽しむ方向けで吸湿性も高い為、普段乗られる方であればDOT-3やDOT-4辺りで良いでしょう。

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ブレーキオイル交換は全量交換が鉄則?補充をしてはダメな理由とは…

でも、からあげの油は全部捨てなくとも、半分捨てて足して使っています。

そんな主婦の方の意見もありそうなので、少し、申しあげておきますとブレーキオイル交換の場合は基本的に全量交換が鉄則なのです。

その理由としては、オイルというのは普段車を駐車場や車庫においている間にも劣化が始まっていくので、年間で1000キロぐらいしか走っていないと言えども、実はオイルとしての機能は日に日に悪くなるのです。


 

ですから、オイルは全て交換しなければ、その機能性を標準の状態まで戻せませんし、ブレーキオイルが規定量よりも減っているのは、実はブレーキパッドが減ったことで、その分オイルの量が減っているということも考えられるため、その分を補充してもブレーキパッドを交換するとあふれ出てしまうことも考えられます。

ですから、2年に一回の交換の際には、適当に補充をすることなく、全て変えて頂きたいと思います。

但し、ここで気にしておきたいのは、その理由でブレーキオイルを足さないと言う判断も危ないですから、油量がかなり減っている場合は部品交換・修理が必要な場合もあるので、すぐに修理工場に持ち込みましょう。

安心安全な車のメンテナンスをこれからも宜しくお願い致します。

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