エアコン 走行中に室内が冷えてアイドリング中に冷えない原因とは

      2022/06/19

夏場になるとエアコンを使用する機会もどんどん増えるのですが、皆さん暑くなり始めてからエアコンを付けられる人が多いですよね(笑)個人的にはこれは間違いだと思っています!

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年式の新しい車などであれば、そんなに気にする必要もないと私は思っているのですが…古い年式の車になってくると、いつ突然エアコンが壊れるのか?という問題があるので、夏場以外でも事前にエアコンの故障について把握しておき対処しておかないと、いざ夏真っ盛りの状況でエアコンが効かないとなると、かなり大変ですよ。

さて、今日はカーエアコンが走行中には室内が冷えて、停車時のアイドリング中に全く冷えない原因について書かせて頂きます!是非とも最後までご覧くださいね。

 

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エアコンが走行中に冷えやすいのは何故?

何故だか、カーエアコンが走行中には冷えやすいような気がする…と言う人もいるでしょうね!走行中に冷えやすいのは、カーエアコンでは電動ファンという部品が組み込まれています。

恐らくエンジンルームを覗きこむと、前方の部分に大きな扇風機のような羽根がついていませんか?この電動ファンが、エアコンを冷やすためのコンデンサーに送風して、そしてエアコンをキンキンに冷やしてくれている訳です。

渋滞などにハマってしまうと、アスファルトからの照り返し、外気温、まわりの車からの熱気もムンムンなので、電動ファンがまわったとしても、コンデンサーをうまく冷やすことができずエアコンが冷えにくくなるんですよね。

走行中に冷えやすいのは、電動ファンの送風が走行することによって満たされ、コンデンサーに走行時の風がしっかりと当たるので冷えやすい環境が整ってくるわけです!まずこのような仕組みであることを覚えておいてくださいね。

 

エアコン アイドリング  冷えない

 

エアコンがアイドリング中に冷えない原因とは…

先ほども触れましたが、アイドリング中に冷えない原因となると色々ありますが…まず考えられるのは電動ファン、そしてコンデンサーの不良が考えられますね。

ここが機能していないとなると、エアコンが足りないとか不足というのは一切関係なくなりますからね(笑)ちょっとぶつけてしまったとか、その程度でもコンデンサーの配管やステーは曲がってしまうので、そこからガス漏れなどのケースもありますよ!

 



 

あとは、そもそもエアコン作動時にアイドリングアイドリングが落ちたりしますよね?これも原因であることがあります!回転数があがるとエアコンが効き始めるという車もあります。

要するに、発電量が足りていないというケースも…これは軽自動車などに多いですね!発電する電量がアイドリング中には溜まりづらく、そして走行時には発電量はおのずと増えますので、冷えるようになるということです。

バッテリーやオルタネーターなどが不具合の原因である場合もありますので、是非とも点検をしておきたいところですね。

 

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エアコンが冷えない時にはガス補充すれば良いのか?

エアコンが冷えないのでガスが無い!ということをイメージされている人も多いでしょうけど、実際に書かせてもらった通り色々と原因があるので、ガス補充すれば良いと言う訳ではないということは分かって頂けたかと思います。

では、もしも完全にガスが原因である場合には自分で補充しても良いか?ですが、問題無いでしょう(笑)ここ最近ではDIYでガス補充されている人も多いですし、実際に補充用アイテムは多いです。

 

 

私もちょっとした作業で冷媒ガスを補充するときにはこのようなアイテムを使っています!ちゃんとエアが入らないように作業して、1本補充すれば非常に効くようになっていると思います。

これはあくまで冷媒ガスが無い!場合に有効な方法となりますので、とりあえず今年はガス補充で乗り切ろう!と思われている人には良いと思いますよ。

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