50エスティマ キュルキュル音がする理由は…修理費用について他
2022/05/22
どうもこんにちは大和で御座います、今日は久しぶりに国産車のお話をさせて頂こうと思うのですが、今でも根強い人気のトヨタエスティマ、しかもエスティマの中でも最も人気のあった50エスティマについて書いていきます。
ここ最近ではやはり、アルファードなどの高級バンが売れ筋ではありますが、エスティマなどはまだまだご家族連れに人気の車です。
そんな50エスティマも、もう10年以上前の車で御座いまして、実は色々と故障も起ってくるのですが…この50エスティマのエンジン周りの整備性というのは…本当に涙が出ます。
どんな設計をしたらこんな作りになるんだ!と言いたくなるようなエンジンルームの構造でして…その中でも皆さん困り果てる、50エスティマのキュルキュル音について書いていきますので、是非ご覧ください。
50エスティマからキュルキュル音?その理由とは…
50エスティマですが、古い個体だと平成18年式ぐらいからいますので、もう10年以上前の車です。
昔は故障もなく乗れていたのに…という人もそろそろ大変な時期になってきていると思います(笑)特に多いのがエンジンルーム周辺から聞こえてくるキュルキュル音ですよね。
このキュルキュル音、実は50エスティマは非常にわかりづらいのです…というのも非常に所せましにパーツが入り組んでおり、音がどこから出ているのか特定するのも、バンパーやコアサポートを取り除いての作業になることがほとんどなんです。
それぐらいエンジンルームを上から覗くぐらいでは見えにくい作りになっています…キュルキュル音で一番初めに疑ってもらいたいのは、やはりベルト関係、それとプーリー、このあたりは最初にメンテナンスしておきたいところです。
ただ他にもキュルキュル音の原因があったりするので、もう1点次にそのキュルキュル音の原因を書かせて頂きます。
50エスティマのキュルキュル音はここをチェック!
50エスティマのキュルキュル音ですが、ベルトなどの点検は初期ステップであって、実はここをチェックしてもらいたいのです。
それは、まず1つはオルタネーター、そして以外にもエンジンマウントの劣化などもキュルキュル音が発生する原因にもなっています。
ですから、先ほど書かせて頂いたベルト、プーリーをしっかりとメンテしても尚音が鳴りやまない場合、オルタやマウントにも手を伸ばして整備してもらいたいです。パーツなどは年式から考えても、純正新品を購入してまで直すと、正直勿体無い気もしますので、純正相当品などを購入して、持ち込み修理でも良いかと思います。
50エスティマのキュルキュル音修理にはどれぐらいかかるのか?
実際に、50エスティマの修理をしたことがある人はわかると思いますが、キュルキュル音の修理は本当に大変です。
ベルトやプーリーなどから音が出ているだけならともかく、もし仮に先ほどのオルタ、マウントなどからの音であれば、バンパーやヘッドライトの脱着、そしてコアサポートも取り払い、コンデンサー関係、そしてラジエターも取り外さないといけないでしょうね。
かなりの工数がかかりますから、それだけ工賃も高くなってしまいます。
ラジエターなども交換してしまいますと、クーラントも再補充しなければなりませんし、いらない費用もかさんでいきます(笑)では修理費用の目安なのですが、大よそ10万円以上は覚悟して欲しいですね。
特に走行距離が10万キロあたりを超えてくるとこのキュルキュル音が聞こえてきます(笑)他にも、ウォーターポンプなどもこれだけバラすような修理になる場合は、今後のことを考えて同時交換しておくと良いでしょう。ちょうど、ほとんどの部分に手が入るほどフロントのエンジン周りが分解されている状態ですから、修理後にウォーターポンプを別で交換するよりも工賃がかからない分割安になろうかと思います。
キュルキュル音は遅かれ早かれ直すことになるので、お早めに交換しましょうね!