ブレーキキャリパー 固着する原因とは…予防方法や走行できる?
2022/06/25
どうもこんにちは大和です!今日はブレーキキャリパーについて話をしていくのですが…そもそもブレーキキャリパーって何?と言う人は、過去に私がブレーキ関係の記事をたくさん書いていますので、そちらもご覧になってみて下さいね。
ブレーキパッドと聞くと、車を知らない人でも何となくどんな役割を果たしているのか、大よそ理解できると思いますが、ブレーキキャリパーと聞くと、そんなに重要なものなのか…と感じると思うんですよね。
ブレーキキャリパーは重要な部品です!よって、今日はしっかりとここで学習をしてもらえると有難いです(笑)ブレーキキャリパーが固着してしまう原因、そして固着を回避するために予防方法があるのか?そして固着した場合に走行することは問題ないのかについて書かせてもらいますので、是非とも読み進めてくださいね。
ブレーキキャリパー 固着する原因とは…
ブレーキキャリパーですが、部品としてはブレーキパッドをブレーキローターに押さえつけてくれる大事な部品となっており、ちょうどホイールの隙間から見える金属の部品はブレーキローターとブレーキキャリパーです。
実際、ブレーキパッドはその間に挟まれているので、ちょっと見えにくくなってますが、あなたの車をしっかりと止めてくれる部品ですから、重要な部品ということは覚えておきましょう!ブレーキパッドはブレーキキャリパーに備わっているピストンが油圧で押し出されることによって、ブレーキパッドがブレーキローターにあたり、その摩擦であなたの車を止めてくれるわけです。
どうですか?重要でしょ?そんなブレーキキャリパーが固着してしまう原因ですけど、多いのは汚れやサビなどによってピストンの動きが本来の動きをしてくれないということが多いですね。
あとはピストン自体にゴムの部品もついているんですが、経年劣化で動きが悪くなるとこのようなことも発生します!固着というのはピストンが出たまま戻らなくなっている状態を指していますので、そのままブレーキの引きずりを起こしてしまうと加速感も得られませんし、いざという時のブレーキの効きも悪くなるのでご注意くださいね。
ブレーキキャリパーを固着させないための予防方法とは…
簡単に申しますと、雨の日などでもガンガン走る車と、晴れた日にしか乗らない車との錆びつき方は本当に違います!やはり湿気などには金属部品は弱いので、経年と共に錆が発生しやすくなるのは間違いありません。
またブレーキフルードの交換を怠っているような車両でも、固着につながりますので2年毎の交換なんて必要ないのでは?と思わずに、車両にあったフルード交換をわたしは推奨します。
ブレーキフルードも吸水性がありますから、交換はしましょうね!あとはコーティングもありますけど、これをやってしまうと別にノーメンテでも問題ないんでしょ?ということになるので、私はおススメしていません。
やはり予防の為に知識をつけて、必要な時期に必要な方法でブレーキキャリパーを固着から防ぐ方法を実践してくださいね(笑)一度固着してしまうとほとんどの車両がオーバーホールとなるケースが多いので、予防はしっかりとしましょうね。
ブレーキキャリパーが固着しても走行はできるの?
ブレーキキャリパーが固着していても走行はできますか?と言う人もいるかと思いますが、できなくはないです!ただ大前提、ブレーキが引きずっている状態ですし、非常に熱を持ちます。
いざという時にブレーキが熱で効かない!ということになってしまうので、おススメはしていません。
ハンドルがとられたりするようなこともあるので、ブレーキキャリパーが固着していることでブレーキの踏み代が怪しいとか動きが怪しいと言う事であれば運転するのはやめておきましょう。
家まであと数百メートルぐらいであれば問題ないかと思いますが、長時間や長距離の走行は危ないと言えます!固着もしくは固着したときの症状が体感できるような状態のときにはやめましょうね。
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ちなみに、ブレーキキャリパー自体を部品交換するケースはほとんどありません(笑)ピストンであったり、そのまわりのシール部品などの交換が主な交換部品になってくるので、覚えておいてくださいね。
ということで、今日はブレーキキャリパーの固着について書かせて頂きました!