外車買うなら中古と新車どっちがいい?値下がり率についても
みなさんは、外車を購入されるときに何を重視しますか?恐らく大半の人が維持費と答えるとは思いますが、でもそもそも「中古車」「新車」という大分類で考えるとどうでしょうか?
外車の中古車か…何だか嫌だななんて人が多いでしょうね、無理して買ってるというような見られ方をされたり、見栄を張ってまで買わなくても…なんて思われることを嫌う人は中古車は嫌でしょうかね。
でも、先ほど書かせて頂きましたが、自慢げに外車の新車を買って…とか言われるので(笑)結局どちらも、嫌味を言われることはある程度覚悟した方が良いのですが、実際に車屋を営む私が外車を買うならずばり中古車と新車はどっちがいいのかお話をさせて頂きます。
新車で買って1年後にはどれぐらい値段が下がるのか?なんて気になる人もいるとは思うので、是非読み進めてくださいね。
外車を買うなら中古と新車はどっちがいいの?
中古と新車、どっちがいいかで申しますと、お金があるなら新車、無いなら中古車と言いたいところです(笑)
これは冗談のようで本当の話ではありますが…個人的には購入するメーカーで決めた方が良いですね、例えばアウディやワーゲンなどは新車で購入しても面白いように壊れますから(笑)高い部品代のことを考えると、新車で購入ししっかりとディーラー保証を付けた方が最終的には割安に思えるでしょう。
BMWやベンツも全く壊れないわけでもないですが、そもそも初代のオーナーがその日暮らしのサラリーマンということも少ないので、しっかりと整備をしている個体が比較的多いです。
ですので、ワンオーナー車などであれば、ベンツやBMWなどは中古車として購入しても、手が入っている車両であれば、大きな故障、トラブルの心配はかなり低減されます。
ですので、外車を買うなら是非メーカーを考えて購入すべきだと私は進言致します!
外車は1年乗るとどのぐらい安くなる?値下がり率についても
新車で買って僅か1年で売る人も稀有だと思いますが、でも全然ありですよ!
その理由は先で書かせて頂きますが、外車を1年乗るとどのぐらい安くなるかご存知ですか?例えば、実際のケースでお話しますけど、ミニクーパーの約1年落ちを先日販売したのですが。
新車でそれを購入したとして、当時のメンテパックとか、オプションカラー、装備品の費用など諸々計算すると軽く450万以上になったのですが(笑)それを僅か1年待って中古車として購入したら、なんと軽く100万は安くお売りすることができました。
ということは、その車と同じような車を乗っている人は、わずか1年間で100万円も価値が減り…いえ、実際はその車も買取という話になればさらに安いと思うので、そう考えると新車で購入してもかなり損ですよね、値下がり率で考えても、25%ほど下がると考えると、ちょっと新車の魅力は半減しますね。
実話なので、新車で購入した人には申し訳ない話ですが、たった1年待つだけで先ほど書いた車などはそれぐらい安くなりますよ!でも、人気の車については1年でそんなに安くなりませんけどね。
例えば、ベンツのGクラスなんかは、恐らく今ディーラーで購入しても数か月待ちの状態になっており、新古車が新車価格よりもわずかながら高く売れると言う様な逆転現象すら起きていますからね。
このようなケースもあるので、わずか新車購入から1年未満でも売った方が得する!というケースもありえるんです。
外車の中古を買うならここをチェック
輸入車は維持費が気になるわけですが、中古で購入する以上やはり故障のリスクは新車よりも高いです。
勿論、しっかりとメンテナンスしてあれば、決して怖いものではありませんが、外車の中古車を買うのであれば、是非チェックしてもらいたいことがあるので、こちらに書いておきます。
・記録簿
これは絶対ですね!今までのオーナーがいつどんなタイミングでどこを修理しているのかは絶対に記録簿と言う形で確認できる車両が良いですね、車屋さんはワンオーナー車ですから!なんて言いますが、乗りっ放しのワンオーナーもいますから、この記録簿でどれぐらい整備しているか確認はしましょう。
・装備品
ベンツに乗れればいいとか、こだわりが少ない人も多いですが、当時新車時にしかつけられない装備品、オプションがしっかりと備わっており、かつ使える車両は売る時にもメリット大です。
ですので、中古を買う時も排気量とか色とか、見た目だけに拘らず、当時の新車オプションのうちどれほどの装備品がその車両にはついているのか、確認をしましょうね。
ということで、今日は外車を買うなら中古車と新車はどちらが良いかについて書かせて頂きました。