マセラティクアトロポルテ クラッチ交換にかかる費用や耐久性他
マセラティと言えば、超高級車のイメージもありますが、それでもやはり中古車になり、年月が流れると私たちのような庶民でも(笑)意外と狙える価格帯までお値段が下がってきます。
イメージ的には新車の国産ワンボックスぐらいのお値段ですかね(笑)それでも、8年～10年落ちぐらいなので、ちょっと故障なども気になるところですが、ステイタスを考えると、乗りたい人もいるでしょうね。
個人的にはクアトロポルテにちょっとしたサラリーマンが乗るのは…間違いなく見栄だと思っていますが、それでも乗りたい！欲しいと言う人は、やはり故障にリスクを知っておいた方が良いです。
購入してすぐに手放すと言う事にならないためにも、マセラティはクラッチ交換が必要な車両は注意が必要ですので、クラッチの耐久性の部分についてもご覧ください。
マセラティクアトロポルテ クラッチ交換費用はいくらかかるの？
マセラティといえば、やはりATが不安ですよね(笑)でも仰る通りそこを絶対に抑えておかないといけません。
クラッチ交換が必要な個体は、年式的には22年式以前のクアトロポルテですね、いわゆる前期型のクアトロポルテですが、ATがトルコンATではなく、F1マチックになっているので、それで判断がつくはずです。
サイドブレーキの近くに見慣れないノブのようなものが飛び出しているタイプのクアトロポルテはATのメンテナンスが必要な個体なので、その点を知らずに購入したということが無いようにしましょうね。
で…肝心のクラッチ交換費用についてですが、はっきりと申し上げますと60万は最低必要だと思ってください。
でもこれはあくまで最低です…クラッチコンプリート交換しただけではマセラティは満足した整備が出来たとは到底言えませんので、最低60万～交換部品が増えるにつれて費用がかかると思ってくださいね。
ですので、安いマセラティを購入するときには、ほとんどの車輌はクラッチ交換されていないと思ってOKです(笑)
マセラティクアトロポルテ クラッチ交換以外にかかる高額定番修理とは…
マセラティクアトロポルテのクラッチ交換に多額の費用がかかると言う事は分かって頂けましたね。
それ以外にかかる費用で申し上げますと、ある部品の修理についても高額なうえに、これは定番の修理になりますので、交換していない、もしくは修理されている履歴がない車両はご注意くださいね、それはタイミングバリエーターです。
クアトロポルテ エンジン異音の原因やタイミングバリエータ―とは
エンジンのカチャカチャ音、機械音が強い車両は危ないですね(笑)こちらの修理は補器類などの部品交換も含め、50万は見ておいた方が良いですね。
他には壊れやすい部品としてオルタネーター、そしてABSなんかもユニットの故障はマセラティあるあるです(笑)どうでしょうか？クラッチとバリエータ―関係で軽く100万です。
それでも乗りたいと言う人は購入しても良いですが、200万前後の個体を購入するのであれば、その倍ぐらいのご予算は見ておいて欲しいですね。
マセラティクアトロポルテ クラッチの耐久性や交換頻度に目安他
マセラティのクアトロポルテのクラッチはどのぐらい耐久性があるんですか？と聞かれそうなのですが(笑)こちらに書いておきますね。
今までの経験値で申し上げますと、まずは耐久性は乗り方に影響がありますね！例えば、ATモードで乗っている場合、そしてそうでない場合とでクラッチの消耗具合が違います。
以外にもATモードで乗っている場合の消耗はしやすいので注意が必要です！パドルシフトなどでシフトアップやダウンしている方が実は消耗しにくいんですよね(笑)さて、そんなクラッチの耐久性はどちらにしてもどんなに頑張って乗っても早い車両だと2万キロ。
遅くまで粘ったとしても3.5万キロには一度、クラッチの点検ないし交換は必要です！少し繋がりが悪くなったり、半クラのタイミングが…というような状態だともう駄目だと思ってもらって良いです。
ということでマセラティは普段乗りだと、少々厳しいでしょうね！すぐにクラッチの交換のタイミングが訪れますし、それを覚悟できるのであれば購入をお勧めしますね！