中古車 エアコン効かない原因とは何?購入前に確認する方法…
2022/06/19
中古車を購入するときに、何を一番気にされていますか?外装の傷とか、内装の臭いとか、どのぐらい整備してあるのか?とか前のオーナーは女性だったのか、それとも男性だったのか…。
色々と気にしながらお車を探されているかと思いますが、やはり車として最低限、ちゃんと走るか?ちゃんと止まるか?を確認してもらって、そして何より車内の快適性にも目を向けて欲しいと思います。
乗り心地などもそうですが、いざ購入した中古車のエアコンが効かないとなるとどうでしょうか?ちょっと残念ですよね…今日は中古車が得てしてエアコンが効かない原因や、そして購入する前にエアコンはどのように確認すれば良いか、その方法について書かせてもらいますね。
中古車 エアコンが効かない原因とは何?
中古車を購入してしばらくしてエアコンが効かない…このようなトラブルに会う方が意外と多いように思います!外装の傷や内装の傷や臭いなどは案外納車の時に、サービスで修理しますよなんて車屋さんは多いですが、さすがにエアコンを修理して納車してくれる車屋さんは少ないと思います。
正直、販売している側も特に異音などもなく、エアコンのスイッチを入れて冷風が出れば、問題なし!ということで販売する会社も多いです。
さて、中古車は得てしてエアコンが効かない原因ですが、これは中古車で購入するときには既に、エアコンの冷媒量は新車時よりも少なくなっており、効きにくい条件が出そろっている車がほとんどです。
新車時から売却するまでの間に、エアコンのメンテナンスをしている車を覗き、年々エアコンのシステム自体は劣化していきますから(笑)年々効くようにはなりません。
むしろ、エアコンはドンドン効きにくくなりますので、エアコンは最低限で冷媒の量をみたり、ブロアの動き方を点検するなどはしておかないと納車してから困ることになりますよ。
個人的には冬に車を買うのではなく、夏場の暑い時期に車を買うべきだと思っています!
中古車を買う時にエアコンが効くか効かないか確認する方法とは…
どのようにして、エアコンが効くのか?効かないのか?を判断したいと言う人は、簡単にご説明しますので実践してみてください。
先ほど書かせて頂いた買うならば夏場に!と勧めるのには理由がありまして(笑)冬場ではエアコンの動作自体は確認できますが…エアコンが効いているかどうかは判別がしにくいです…だって寒いですからね。
ですので、中古車はできれば夏場に購入してもらいたいのです(笑)さて、判断する確認方法についてですが、まず夏場であれば、炎天下の日に車を見に行きましょう。
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そして、一番気温が高い時間帯に見に行きましょう!エンジンをかけさせてもらい、エアコンを作動させ、車内がどれぐらいの時間で冷たく感じられるか、ここをチェックしましょう。
車屋さんは、このような状況でもエアコンの吹き出し口にだけ手をあてて「冷風もしっかり出ています」ということを言われるのですが、それは当たり前なんです(笑)車内がどれだけ冷えるかが肝ですから、効くか効かないかは長い時間アイドリングをさせてもらっての冷え方を確認しましょう。
その間にもコンプレッサーからの音、そしてアイドリングの状態などがしっかりと見れますので、一度実践してみてくださいね。
エアコンの効きが悪い時にはどうすれば良いの?
エアコンの冷え方がイマイチ良くない…このような時にはどうすれば良いか?まずはチェックすべきはエアコンの冷媒量ですね(笑)これは自分での診断は難しいですから、カー用品店とか車屋さんに行けば調べてくれます。
新車時のエアコンの冷媒量に比べて、中古車では間違いなくこの冷媒量は少なくなっています!この量が少なすぎるとエアコンはちゃんと作動しても冷えが非常に悪いと思います。
ですので、エアコンの効きが悪いな?と思ったら、まずはお店に持ち込んでエアコンの冷媒について確認してもらう!そして、問題無いようであれば、今度はコンプレッサー本体の動作状況、そして単純な部品ですがラジエターキャップが劣化していることでエアコンが効かないこともあったりします(笑)このあたりもしっかりとチェックですよ。
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他には細かな部品としては…エバポレーターだったり、風量が…と言う人はブロアモーターだったり原因は多岐にわたるのですが、まずは簡単な冷媒量のチェックからスタートしましょうね。