アイドリング中に振動がおきる原因とは…大きい場合の怪しむ部品他
2022/06/19
アイドリング中にエンジンがおかしいような気がする…軽自動車などではタコメーターがない車両もあるのでわかりにくいですが、普通車であればタコメーターもあるので、アイドリングが安定しない時にはタコメーターも上下に動いていますから、異常には気が付きやすいことと思います。
でも、何故アイドリング中に変な振動が出るのか…この原因を特定するには案外大変なんですが、どのようなケースがあるのか事前に知っておけば修理費用なども怖くはないでしょうね。
今日はアイドリング中に大きな振動が起きる場合の原因や、怪しむべき部品などについてもご紹介をしておきますので、もしも怪しいと感じられた人はこちらをご参考に。
アイドリング中に振動が起きる原因とは何?
アイドリング中ってことは、エンジンを始動しているんだから振動はあるのは当たり前ですが(笑)それでも、自分だからこそ感じられるいつもと違う感じの振動というのはあるはずです。
何となくいつもと違う…これは99%当たっています!これをそのまま野放しにしているか?それともちゃんと整備するかで全然違うんですよね…ということでアイドリング中に振動が起きる、しかもいつもと違う異常があるのではないか?の原因についてですが、これは一番多いケースは点火プラグが摩耗していることで起きる点火不良によるものが圧倒的に多いです。
走行中と言うよりは、いつも通りエンジンを始動したら突然!ということがほとんどなので、朝一番などに異常を感じることもあるでしょうね!特に振動といってもガクガクとかブルブル震えるような振動。
何かにぶつかっているような振動ではありませんから、ここで判断してみてくださいね(笑)ただ、プラグの点火不良は気筒数が同時に全てダメになることはなくて、1気筒ダメになっているということがあるので、その部分だけ修理すれば復活することもありますよ。
さて、次に書かせて頂くのはその振動が「大きい場合」について書かせてもらいますね。
アイドリング中の振動が大きい場合に怪しむべき部品とは?
何だかアイドリング中の振動がハンドルとかシートにも伝わってきて、違和感がある!という人、点火不良よりももっと大きな振動が起きることがあるのですが、その際に怪しむべき部品については今度は点火系以外の不具合ですね。
アイドリング中に振動が大きいということは、アイドリングのバラつきも大きいと考えられるので、それで考えると…やはり空気関係ですね!エアフロとかエアマスというような部品、あとはスロットルボディ自体に不具合があり、アイドリングが大きくばらついて大きい振動が起きていることも。
こうなると、やはりエンジン周りをしっかりとバラして部品交換、もしくはスロットルボディなどであれば清掃などが必要になってきますね。
あとは、点火系にもエア関係にも不具合が見られない場合!これは、今度はエンジンの振動が支えきれなくなってきている…ということになってくるので、そうなると怪しむべき部品はエンジンの躯体を固定しているエンジンマウントなどの部品ですね。
金属部品とラバーが一体化したような部品ですので、ドンドン樹脂部分は厚みが薄くなり、そしてエンジンの重さを長期に渡って支えてきてますから、ここが朽ちてクリアランスが出来てしまう事で、エンジンの振動が大きくなってしまいます。
ですので、先ほど書かせてもらった部品を1つ1つ点検すれば、アイドリング中の異常な振動についてはケアできると思いますよ!
アイドリング中の異常振動を安く修理する方法とは…
アイドリング中の異常な振動ですが、安く修理したいですよね(笑)ではどのように安く修理するかなのですが、少しだけあなたにもやってもらいたいことがあります。
これはアイドリング中に振動が起きている部品の特定が大凡できれば、その部品は自己調達で整備工場に持ち込んでもらいたいんです!これは国産車でも輸入車でも私は何度も申し上げていますが、様々な部品を自己調達で持ち込めば部品代だけでかなり安くなります。
どうしても整備工場側は純正部品を使いたいですが…それでもOEM品、社外品、強化品など様々なものが今や世に出回っていますから、レビューなどを確認しつつ、自己調達しましょう。
例えば、輸入車のエンジンマウントなどはディーラーなどで購入すると…泣けるような値段ですが、ネットなどで自己調達しまえばこのようなお値段です!はっきりいって、勿体無いです。
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純正品にこだわりがなければ、ドンドン良いものは自分で見つけて持ち込むと安く修理ができてしまい、異常なアイドリング不調は改善されることでしょう!ということで、今日はアイドリング中に振動が起きる原因について書かせて頂きました。