エンジンの焼き付きとは何？前兆や末期状態の症状に修理費他
2022/06/11
エンジンの焼き付きなんて聞いた事ありますか？車のことをあまり知らない人にとっては「これエンジンが焼き付いてますね」なんて言われたところでピンとこないはず。
ではこのエンジンの焼き付きについて少しご説明をさせて頂きましょう(笑)焼き付きになる前には前兆があります、そして末期状態にまで悪化したエンジンにも焼き付き特有の症状が出ていますから、こちらも説明しておきます。
修理費用は決して安くありませんので、できればエンジンを焼きつかせるようなことが無いように管理しましょうね！
エンジンの焼き付きとは何？前兆について
エンジンの焼き付きとは書いて字のごとくエンジンを焼いてしまった状態のことを指しています！でも何故このようなことになるのか…圧倒的に焼き付きで多いのはエンジンオイルの管理が悪い人の車になるケースが多いです。
例えばエンジンオイルを交換したことがない…これ以外と多いんです！わたしのお客さんでも前オイル交換したのは覚えていない…確か車検のときに交換したかしていないか…なんてことを言われる人がいます。
前回の車検から４万キロ近く走っているような…と背筋が凍るような思いをすることもあるのですが(笑)このようなことをしているとエンジン焼き付きますよ！そして前兆もあるんです。
ベルトから音が出ているとか、テンショナー、プーリーから音が出ているなんて言って覗くと完全にエンジンから異音が出ている！(笑)やはりエンジン本体から異音が出ていたら、これはダメージを受けている証拠ですし、何より焼き付き前の前兆モード突入前です。
というよりもう片足を入れている状態といっても過言ではないですね(笑)今までよりも甲高い音がするとか、金属音が聞こえると言う人はすぐにでもオイル量をチェックしましょうね。
エンジン焼き付きの末期症状についてや修理費他
エンジンの焼き付きについてですが、末期症状について書かせて頂こうと思うのですが、メタル音などの金属音が聞こえるというにはまだ前兆からちょっと足を踏み入れたぐらいなので、何とかなることもあります。
勿論この音の大小でも違うのですが(笑)何とかならなくもないです…ただ末期症状についてはもうどうにもならないことが多いです！前兆とは違いどのような症状かと言うと、少しエンジンルームから臭いが金属音と共に出てきます。
焦げたような臭いですが、これはエンジンオイルが漏れていてマフラーやエキパイなどに垂れて焦げ臭いにおいがするということもあるのですが、異音が無い場合、ただのオイル漏れでエンジンが焼き付いている訳ではないと判断がつくわけです。
さて、そんな末期症状が出ているお車の修理費用ですが…最悪は焼きついたエンジンのオーバーホール、もしくは載せ替えとなる可能性が非常に高いんです！先日も書かせて頂きましたが、軽自動車でも載せ替えは軽く30万ほどはかかります。
エンジン単体以外にも部品交換が入るとなると、さらに修理費用がかかるので、やはり焼き付きを起こすわけにはいきませんよね！ではどのようにしてエンジンを焼き付きから守るのか、この次に書かせて頂きます。
エンジンを焼きつかせない方法とは？守るべきことについて…
エンジンを焼きつかせたくない！焼き付かせない方法についてですが、まずは必ずコレを守ってほしいと言う事があるのですが、それはエンジンオイルの交換サイクルをしっかりと守ることです。
案外いつオイルを交換したかわからない…なんて言う人が多いんです(笑)私は職業柄でもありますが、オイル交換はかなり細かくしているので、２０万キロを超えた代車もノッキングもなく非常に元気に動いてくれています。
オイル交換をやってないとどうなる？最悪な状態のエンジン画像他
やはり守るべきはエンジンオイルの交換サイクルなのですが、乗っている車のエンジン内部のコンディションは千差万別です…オイルが5000キロ走るとかなり減る車もあれば、減らない車もありますし、やはりセオリーではなく、その今の車の状態にあったオイルを選んでいかないといけませんよ。
純正オイルだから大丈夫！ではなく、低年式で過走行になれば状態を見ながら交換サイクルを早めたり、安易に化学合成を使うのではなく鉱物系を使用したりと工夫が必要です、勿論その反対もしかりですけどね。
高いオイルは確かに良いです(笑)でもその車の今の状態、そして近い将来の状態に果たして適合しているか？条件が合致しているかは熟慮してもらった方が良いかと思います！私はペール缶を購入して、そしてエンジンの内部洗浄もしながら代車の管理をしています。エンジンを焼きつかせてしまうと何度も申し上げますが、軽自動車クラスでも最低で載せ替えに30万円です(笑)絶対に焼き付いて乗れなくなる前に細かなエンジンオイル交換、そして内部洗浄は実施しましょうね。