W221 エアサスが下がる原因とは…前兆や修理部品についても
2022/06/25
続々とメールを頂きありがとうございます(笑)フリーターですが実家暮らしです…W221に乗れますか?というようなご質問も届いていましたね!どのぐらいアルバイトで稼がれているかわかりませんが、乗れなくはないです。
勿論、個体差がかなりあるので、できるだけ記録簿などがしっかりと揃った、修理が行き届いた車両をゲットしてもらいたいと思いますが、今日はW221に乗るなら避けては通れない、エアサスとの格闘。
絶対に長く乗るなら、このエアサスの修理をしなければならなくなるため、W221によく起きるエアサスがいつの間にか下がる原因について書かせて頂くのと、その前兆、またどのような部品を修理していくのかも書かせてもらいますね。
W221 エアサスが下がる原因とは…
W221のエアサスですが、一度乗るとあの乗り心地に本当に魅了されてしまうのですが、そのエアサスも10年落ちレベルになるとやはり壊れます。
もう壊れない個体はまず存在しないので、是非とも覚えておいてください(笑)さて、エアサスが下がる原因のほとんどがエアサスのショックアブソーバー自体が壊れてしまうケース。
エアサスは文字通り、サスペンションのバネ部分にエアバッグがついており、そのエアバッグにエアを送り込む、または抜くことで車両の高さを簡単に変えられると言う優れものなんですが、このエアバッグはまさしくサスペンション同様に消耗品です。
このエアバッグの破れや亀裂などからエアが漏れ始め、ドンドン亀裂が大きくなるにつれてエアが溜まらないようになってしまって、最終的には車高が上がらず下がる…もしくは下がったままで亀のような状態になってしまうんですね。
純正ホイールでも、カスタムホイールでもこのエアサスがダメになった状態での移動は本当に難儀します(笑)まず走行が難しくなるので、このエアサスについてはいつかどこかのタイミングでメンテナンスしなければならないと思っておいてくださいね。
W221 エアサスが下がり始める前兆について…
さて、そんなW221のエアサスが上手く機能してくれない…下がり始めるタイミングなんですが、これはやはり停車しているときですね(笑)普段よく乗られている人は気が付きにくいかもしれませんが、数日駐車しているときに車高が下がってしまっている。
でも、乗る時になればエンジンONで車高がグッと持ち上がるようなW221についてはもう危ないです。
早かれ遅かれ、間違いなく修理しなければならない状態になってしまっているので、是非ともこのような状態になった場合には我慢せずに、車屋さんい持ち込まれることをおススメします。
意図的にテスターでエアを充填しながら漏れなどの確認もしてもらえるはずですから、すぐに持ち込みましょう!またエアサスの警告が頻繁につくような車両も要注意ですね。
騙しだまし乗ったところで、高額修理に直結してしまうので、やせ我慢は止めましょうね(笑)さて次に必要な交換部品などについて書かせて頂きますので、修理について知りたい方は読み進めてくださいね。
W221 エアサス修理に必要な部品について
W221のエアサス修理ですが、車屋さんに見ていただくことが大前提なんですが、基本的にエアサスペンション本体、そしてリレー、またコンプレッサーやバルブブロックなどは定番の修理部品です。
W221 エアサス修理はOEM品で大丈夫?おススメの修理方法他
エアサス本体を交換することのみでまた復活することもあるのですが、それでも車高がどうも安定しないと言う人はコンプレッサーやバルブブロック、リレーなども交換するしかありません。
エアサスの修理についても、1本毎で修理は可能なんですが、基本的に4本同時交換が良いですね!ご予算の都合があるとすれば、フロント2本を交換、また次の機会にリア2本を交換でも良いですね。
また酷使しながらだましだまし乗られている人は、コンプレッサーが焼き付いてしまって、エアサス本体の交換だけではダメ…というケースも非常に多いので、コンプレッサーの同時交換もしてしまいましょう。
純正部品だと…エアサスもコンプレッサー、バルブブロックなどとんでもない金額です(笑)修理部品が見積もりなどで判明したら、部品は自分で調達して持ち込み修理を依頼しても良いかと思いますので、一度車屋さんに相談してみて下さいね。