W204 故障が少ない年式は?後期が良い訳や定番のトラブル他
2022/06/04
W204と言えばベンツCクラスになりますが、お手ごろ感もあってか型落ちでも走りが良く、小回りもそこそこということで購入検討の人も増えていますよね。
ただ、W204のベンツを購入するときには是非故障の少ない年式を探していただきたいのですが…今日はW204の故障が少ない年式、後期型が良いと言われる訳や定番のトラブルについて書かせて頂きます。
安く購入しやすいですが、やはり高級車ベンツ(笑)購入金額よりも修理費用がかさむなんていうような逆転現象も起きますので、注意しましょうね!
W204 故障が少ない年式とは…
年式や走行距離への拘りは日本の多くの人が持たれていると思いますが、走行距離はあまりかさんでいない車輌が良いのか?年式は出来るだけ高年式が良いのか?このようなご質問が多くあります。
確かに、高年式の低走行であれば状態は非常に良いので、その方が圧倒的に故障は少ないでしょうね。
ただ、そのような車両となると中古車でも中々の金額で出ているはずです(笑)もしかすると、W204よりももう少し予算をあげてW205に…なんてことになることでしょう。
さて、故障の少ない年式ですが、今購入するのであれば、平成23年後半ぐらいの車輌からがベストでしょうね!しかも、厳密に言えば前期、中期、後期とあるのですが、できれば後期を選んで頂きたいです!
その理由は次に書かせて頂きますので、そのまま読み進めてくださいね。
W204 後期は故障が少ない?その理由とは…
W204の後期を選んだ方が良いのは何故か?それは故障が少ないからです。
でも何故故障が少ないのか?メーカー側も前期であったトラブルなどは、やはりフィードバックされた情報を元にしっかりと後期型では改善している部分も多いです。
勿論、後期型になることでヘッドライトの形だとか、ナビの形状なんてものも刷新はしていますが、初期型のトラブルは大よそ改善されているものが後期型と思ってください。
ですので、故障は前期型に比べて少なくなっていますし、年式的にも新しめの車輌ですから、故障は少ないです!ただし…そこはベンツ(笑)意外と前期と共通した故障部分はあったりします。
特に、エンジンがかからないあの症状は、後期でもチラホラ出ていますので、絶対に後期は故障しないと言う訳では無く、あくまで故障が少ないと思うぐらいが良いと思います。
W204 定番の故障・トラブル箇所とは…
まずは先ほどもリンクを載せていますが、エンジンがかからないトラブルは本当に多いですね。
ハンドルロック機構が壊れてしまい、キーも反応しないということで何もできなくなるというトラブル(笑)勿論自走もできませんから、レッカーになりますが、レッカー費用も考えると高くつきますよね。
あとはライトなども実は弱いですね…何故か右のヘッドライトだけ曇りが出るとか…ここまでくるとベンツ感はゼロなのですが(笑)W204ではこのようなトラブルや故障がとにかく多いです。
ではエンジンは丈夫なのか?と思われた人…エンジン周りでも意外とトラブルが多いのがW204のV6エンジン…エンジンオイルが配線を通ってEUCなどがオイルまみれに…なんてこともあるのがW204。
勿論、対策ハーネスなどは出ていますが、ほとんどのW204はこの部品に置き換わっていませんね!ですので、どうせ購入をするなら、このような部品が一通り修理してある車両を購入するのが一番ですから、購入時は記録簿をチェックしましょうね。