ノックセンサーの役割とは?故障時の症状や交換費用についても
2022/06/11
ノックセンサー…聞いたことが無い部品名ではないでしょうか?もしもあなたのお車からカラカラ音がエンジンより聞こえていたり、坂道を上る時にカラカラ音が出ていたり、アクセルを強く踏んだら一瞬カラカラ音が聞こえていたら、もしかするとこのノックセンサーがダメになっている可能性がありますよ。
ではノックセンサーにはどのような役割があり、恩恵を受けているのか?故障時の症状や交換費用などについても書かせて頂きますので、カラカラ音に悩まされている人は一度読んで症状などが当てはまるか確認してみて下さい。
ノックセンサーの役割とは?
ノックセンサーとは一体どのような役割を果たしているかですが、このノックセンサーはノッキングの発生を検知して、ノッキングが発生するのを事前に回避するようにコンピューターに信号を送ってくれる部品なんです。
賢い部品ですね(笑)ほとんどの車に備わっているので、もしもカラカラ音が出ているとすれば、このノックセンサーが機能しておらず、適正な信号をコンピューター側に遅れていないということになりますよね。
勿論、色々と原因を探っていくとノックセンサーではない場合もあるのですが、点火プラグも整備したばかりだし、エンジンオイルの量もちゃんと適正な量が入っているしと言う時には疑っても良いと思います。
ちなみに、低回転時に発生するノッキングと高回転時にも発生するノッキングではそのエンジンにおける症状が初期段階か末期段階か異なりますので、もしも高回転時にも出る場合には注意しましょうね。
ノックセンサーが故障した時の症状とは…
ノックセンサーを故障した時の症状ですが、ちょっとわかりにくいのですが(笑)今日は説明をしておきたいと思います。
ノックセンサーは先ほど説明した通り、コンピューターに信号を送ってくれるありがたい部品なのですが、それが故障して信号を送れない状態になると、ノッキングのコントロールが出来ない訳ですから、エンジンのふけ上がりが悪くなり、体感で言うとちょっと重たい感じがします。
エンジンがカラカラ音を出していたら、それは異常な燃焼によるノッキングの可能性がありますね pic.twitter.com/lki8z4rKHv
— JENJON (@TM_JEJE) May 22, 2020
勿論、ふけ上がらない状態なのでそこでアクセルをドンドン踏み込んだりすると、燃費も悪化しますよね!異常な高温にエンジンがさらされることが故障により発生することになるので、やはり修理が必要にはなりますが、気が付きにくいのでまずノッキングによるカラカラ音が出てしまった場合、ノックセンサー、点火プラグ、そしてエンジンのピストンなどに付着したカーボンを疑うようにしましょう。
ということで、次に書かせて頂くのは交換費用などについて書いてまいりたいと思います!
ノックセンサーの交換費用について
先ほどノックセンサーの画像をのせているのですが、ご覧になってもらったでしょうか?実に単純な構造の部品です(笑)シリンダーブロックの振動などに反応するといういたって単純な部品です。
そんなノックセンサーの部品代自体は国産車などであれば全然高くないですよ(笑)一度こちらにも紹介をしておきたいと思いますが、参考にされてみてくださいね。
この部品の交換を怠ってしまうだけで、エンジンに損傷・ダメージを与えてしまうということを考えれば、いつまでもノッキング症状が出てカラカラと音をさせながら走るのも良くは無いですよね。
ご自身で交換できなくもないですが、車種によってはかなり奥まった位置に装着されている部品であることもあるので、まずは点火プラグの交換などの際に同時交換を依頼すれば良いでしょう。
エンジンのカーボンを除去洗浄するメリットは?おススメの方法他
そのついでに、エンジン内部などもトリートメントなどで洗浄施工してくれるような車屋さんがあれば、ピストンのカーボン除去を依頼しても良いでしょうね!一気に綺麗にしてしまえば、カラカラ音がすることも無くなるでしょう。