試乗車 購入の注意点とは…デメリットや値引きについても
この車ならお安くできますよ!と出てきた車が、その車屋さんの試乗車なんてことは、意外とよくあることなのですが、大体のケースでモデルチェンジの情報もあるので、すぐに処分したい!なんてことで、いきなり車屋側が提案してくることもありますよね。
型落ちということになると、やはり相場もガクッと落ちますので、早めに処分したいと思う車屋の考え方はわかりますが…でも買う側のことを考えると(笑)おススメは出来ないかもしれません。
でもこれは条件にもよるので、一概には言えませんが、今日は試乗車購入時の注意点、デメリットや値引きはどれだけしてもらえるのか?について書かせて頂きます。
試乗車購入の際に注意したい点とは…
試乗車購入も決して悪くはないでしょう!買う人が求めている色、装備、内装などなど、条件さえ合致していればお得には違いありません。
でも、先述の通り車を売る側としては、何らかの理由があって早めに処分しておきたいが故に、このようなことを考えている訳であって(笑)裏はあるわけです。
では、買う側は試乗車購入時に、このようなことに注意してもらいたいのですが、本当に状態が良い車なのか?ということですね、例えば試乗車として貸し出しをしていたが、事故をしているとか。
勿論、修復歴の話になれば、それをひた隠しにした状態での販売は絶対にダメですが、修復歴にならないレベルだけれど、フェンダーとかボンネットなどを板金しているとか、ちょっとだけ気になる様な点があるものを売りつけてくることだってあるわけです。
ちゃんと修理してますよ!…勿論そうでしょうけれど、それは今の状態であって、経過年数と共に、もしかするとパテの褪せが出てくる可能性だってありますしね。
ですので、試乗車だから状態が良いというのは、勝手な想像であって相手が強くおススメしてくるということは…何かあるに違いない!ぐらいに思っておく方が良いと思いますよ。
試乗車購入の大きなデメリットとは…
新車、新古車、未使用車、試乗車と色々な分類がありますが(笑)試乗車購入の大きなデメリットを、私が考えると…やはりまず1つ目はボディーの色がその現物そのままの色であること。
やはり新車、未使用車により近いレベルの車輌を買う訳ですから、色ぐらいは選びたいですよね。
意外と試乗車の色って…シルバーとか無難な色が多いので、人気の白とか黒という色が無い場合が多いんですよね(笑)またオプションカラーの試乗車なども個人的には少ない印象です。
他には、オプションが選べない!というのも痛いところですね…ディーラーオプションは仮に何とかなるにしても、メーカーオプションがついていないと、後から取り付けることはよほどのことが無い限り不可能です。
ですので、このようなオプションが選択できないのは、個人的にはマイナスですね(笑)売る時には、やはりオプションって大事ですからね!ですので、しっかりとデメリットを頭に想像しながら購入の選択、決断をしてもらいたいものですね。
試乗車購入時に値引きはあるの?
値引きについてですが…申し上げますと「全然ない」です。
かなり強気な値段を言ってきますから(笑)ある種、試乗車は中古車なので、新車時値引きとはちょっと違う感覚ではありますが、レクサスなどは確か試乗車は販売してくれない所もありますしね。
値引きは新車で買う時の方が、インパクトがあるでしょうね!ですので、試乗車だからと言って、新車時ほどの値引きは期待しないようにしましょう。
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ただ、値引きさせる方法が無いかと言えばそうでもないですね(笑)例えば、あら捜しにはなりますが、この部分が凹んでいるとか、傷がついているとか、飛び石があるとか、そのような部分を事細かく突っ込んで、もしもそれを全て修理するとどれぐらいの金額になるか聞いてみてください。
そのあたりを修理すると10万ぐらいはかかりますかね(笑)なんて言われたら、だったらこの現状のままでよいので10万円値引きしてくださいと言えば良いわけで。
やり方はいくらでもあるのですが、そんなに大きな値引きはくれぐれも期待しないようにしましょうね!