L350S(タント)エアコンが効かない・冷えない原因や確認方法他
2022/05/21
暑い日はまだまだ続きますね、どうもご無沙汰しております大和です。
つい先日は海外に、そしてついこの間は大阪に観光に行っておりましたが、お盆明けから全然力が戻ってきませんね、特にピットでの仕事は驚くほど気分がのりませんし、特に中に入ったり、外に出たりを繰り返していると、もう体が持ちそうにありません。
特に今年は猛暑日なのか、本当に多くの車のエアコンフィルターやエアコンガス補充など多かったように思いますし、特にエアコンが効かないというようなご相談、持ち込みが多かったですね。
車内の温度は夏場、炎天下の駐車場では50度近くまであがるわけですから、エアコンの効きも本当に強くないと、中々車内の温度は冷えませんが、何分走ってもエアコンが冷えないと言う人も多いです。
それは今年が暑いせいだけでなく、間違いなくエアコンにトラブルを抱えています。
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今日は、先日お見えになったお客様の軽自動車、タントのL350Sを例にとって少しご紹介をしていこうと思いますが、エアコンが効かない、冷えない時にどのように調べると良いのか?確認する方法がないのかと言う人の為に、お教えしましょう。
L350Sタントのエアコンが冷えない・効かない原因とは…
L350Sタントですが、今でも根強く人気で、意外と乗られている人も多いのではないでしょうか、先日L350Sのタントでお越しのお客様は大学生で、中古車販売店で購入されたんだそうですが、既にお店が無くなっており、困られていたんだそうです。
ディーラーでは8万を超える見積もりに、少々悩んでいたようですが、話を効くと卒業までの1年6か月ほど乗れれば良いとのことで、安く上げる説明をさせていただきました。
エアコンが冷えない、効かないといったときに何が有効かと言いますと、まずはエアコンが効きにくい車両については、なるべく炎天下に車両を置かずに、日陰に置くことでしょう。
自動車のエアコンが効かない場合のガスチャージ方法や臭い原因は?
車体自体が暑いままだと、エアコンは冷えませんが、日陰などで涼しいと配管含め、熱くなっていませんからエアコンは全く効かないということはありませんよ。
勿論エアコンが故障していなければということが前提なのですが、そして冷えない場合についてはエアコンの冷媒が無くなっている、分かりやすくいうと車内を冷やしてくれる冷たい風の源が無くなっていると思ってください。
エアコンというのは半永久的ではなく、その源が原資で、車内を冷たくしてくれているので、それを補充しなければなりません。
エアコンの修理は高そうだな…そう思う人も多いと思いますが、冷媒を補充するだけであれば、全く高くありませんし、L350Sのタントなら、カー用品店でもガソリンスタンドでも対応をしてもらえるでしょう。
L350Sタントのエアコンが効かない・冷えない場合の確認方法とは?
体感的に、エアコンが効いてない、冷えていないような気がすると思った方は、是非このような確認方法をお試しください。
まずは、エアコンの吹き出し口から冷たい風が出ているのかを確認してください、ここで手をあてて全く冷たい風が出ていないようであれば、いつまでたってもエアコンは効かない、そして車内も冷えないでしょう。
そして、今度はエアコンのスイッチをつけた時に、エンジンルームの中のクラッチが、カチッと音を立てるのか確認をしてみてください、他にも電動ファンがエアコンをつけた時に動いているのかなども同様です。
私の経験値だと、電動ファンが壊れているケースは以外にも多いですね、特に走行距離が10万キロ近い、あるいは超えている車両は壊れているケースがほとんどですね、純正品よりも安い物がよければ、社外品が数千円安いのでそちらをお勧めします。
L350Sタントは年式的にも、普通に考えればあと何十年も乗ることはできないでしょうしね。
あと一番高くつくのが、やはりエアコンコンプレッサーの故障でしょうね、いわゆるエアコンの大元と言っても過言ではありませんが、これが壊れてしまうとエアコンは絶対に効きませんし、勿論冷えません。
L350Sタント エアコン修理で一番多いポイントについて
私の経験では、電動ファンが多い記憶はあるのですが、一番多いポイントは実はエキスパンションバルブです。
こんなものが壊れるのか…と言う方もいるぐらい、大した部品ではありませんが、低圧側の配管が冷えないような症状の場合は、間違いなくエキスパンションバルブかエバポレーターを疑いましょう。
エキスパンションバルブなどはL350Sのタントは単体で交換ができますし、そんなに工賃がかさむような作業でもありませんからね。
ちなみに、エバポレーターなどの交換もでてくると、本当に大変な作業になり、ダッシュボードまわりをごっそりとなってしまうので、費用も変わります。
あと何年乗るのか、売った方が良いのか、しっかりと検討して良いカーライフをお送りください。