BMWの火災は何故韓国だけなのか…対象車種や原因はディーゼル?
どうも大和です、御無沙汰しておりますが最近は納車が多く実は少しバタバタしていました、時代は軽自動車なのですかね、とにかく軽自動車の話ばかりです。
買う人も多いということは…売る人も実は多いのですが、自分の乗っている車が少しでも高く売れるのであれば、次に乗る車が決まっていなくとも売るべきなのは、私は常に言い続けていることなのですが、買って3年の軽自動車、少し飽きたので売りたいと言う人、普通に売ってはダメです。
最低でも、買取業者さんよりは高く買い取ってもらえる方法でなければ、本当に損をしますから、今はやりの買取方法で売却した方が得策です、その方法とはライブオークションです。
某ネットオークションは、個人売買となり、やはり名義変更や事故などのリスクが非常に高いのですが、ライブオークションについてはそのようなリスクも無いですし、何より買取価格がオークション同様にドンドン競りあがるというのは、売り手からするとワクワク感があることでしょう。
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実際に売るタイミングにならないと、あまり考えない事なのですが、あなたがその車を売りたいと思っているのは、新車で購入して5年から7年目ぐらいなのではないでしょうか。
実はもうこの時に、あまたの車の価値は非常に下がり始めていて、買い取る側からすると、良いカモ状態です、長年経験してきた私が言いますので間違いないです。
そして何故高く買い取れないのか理由を並べられると思いますが、その理由ももう既に私はわかりますね(笑)さて、今日は私の大好きなドイツ車のBMWに火災発生の話があり、お隣の韓国では実に30台以上のBMWに車両火災が起っているようです。
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今日はBMWの火災が何故韓国だけに起こっているのか、そして対象の車種や原因についても推察していこうと思います。
BMWの車両火災は何故韓国だけで起きているの?
BMWの車両火災ですが、何故韓国でだけ起きているのでしょうか?韓国の交通事情や日本の交通事情は異なるものはあると思いますが、謎です。
では1つ気になるところとして、韓国では車検のような制度があるのかということですよね、日本のように2年に一度、1年に一度の車検をしっかりと整備出来ていれば、大事に至らないとは思いますが、気になったので韓国の車検制度を調べました。
すると、韓国では車検制度は勿論あるのですが、日本のように車検証や自賠責など、面倒な書類は無く基本的には自動車登録証があれば受けることができ、費用も日本に比べたら本当に安いです。
正直日本ぐらい厳しい国は無いというレベルですね。
さてそんな中BMWの車両火災が何故起きているのかですが、私はこの車検制度が非常に簡素であるということよりも、BMW自体のレギュレーションの設定など細かな所に問題があるのではないかと思うんですよ。
またコンピューターについても同様に、韓国のBMWだけ設定値がおかしいなどの可能性はゼロではないように思いますね。
ただ、韓国のBMWと言えど、どの車種で、そしてディーゼルなのか、インジェクション車なのか、割合などがはっきりしていないので、このあたりも韓国のBMW火災の状況が見えないので、日本としても対策に動きづらいですよね。
韓国のBMW火災…対象となる車種とは?
韓国のBMW火災は何故起こっているのか?そして、火災になってしまった車種とはどのグレード、どのクラスの車両なのか非常に気になりますよね。
リコールの対象になっていない車種まで、火災が起こっている状況のようですが、実際にどこからどのように出火したのか、どのようなシュチュエーションの時に出火したのか全く明らかになっていません。
画像にも載せているのですが、730Ldという、日本には設定のない車種で火災が起こったわけですが、この730Ldだけでなく、どうも他の車種からも同様に火災が起きているようです。
少し書いておきますと、同じBMWのミニクーパー、そして428i、528i、740i、745iと、ディーゼルのみでなく、インジェクションのガソリン車にまでその火災車種が広がっています。
ボンネットからの出火ということでしたので、間違いなくエンジンないし補器類からの出火だと言えそうですが、ガソリンも、ディーゼルもどちらからも出火するとなると、同じ共通部品ないし、同じ機構で車を動かしている共通構造に欠陥や問題があると言えそうです。
他にも320dについても、出荷をしたという話ですから、日本国内でも320dは売れ筋のラインナップなので、今の内にしっかりと調べてもらいたいものですよね、恐らく320dについてはオークション相場に少なくとも影響があることでしょう。
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個人的には、一度このようなトラブルに見舞われた対象車種というのは、業者間では敬遠される車種になりやすく、正直買いたいと言う人には勧めにくくなります。
車両火災など発生してしまうと、火災をおこしたBMW車両の画像のように、もう全損は間違いないですし、人命にかかわる可能性もあるわけですから、簡単には勧められない事でしょうね。
ではどうすれば良いかですが、問題が大きくなり、火災の可能性のある対象車種に自身の車が上がってしまう前に、売ってしまおうという事です。
リコールになれば、そこを治したらまだ乗れるのに…と言う人もいるかと思いますが、一度このような形でケチがついてしまった車両は、経験上良いことはありません。
少しでも値段がつくようなタイミングで売って、損をしないようにしておいた方が得策だと言えます。
BMW 火災の原因はディーゼル?どの部品なのか…
今BMWが言っているのは、ディーゼルの排気を再循環するシステムに問題があるのではないかと言われていますが、一体その部品はどのような機能があるのでしょうか?
EGRシステムの不具合だと言われている今回のBMW火災、少しそのシステムについての解説をしておきたいと思います。
EGRシステム(exhaust gas recirculation)とは、車の内燃機関において発生する排気ガスの一部を再度吸気させるための装置である。
排気ガス再循環装置とも呼ばれる。
ではこれをすることで、どのようなメリットがあるかという事なのですが、我々消費者側から見ると燃費効率が良くなるというのが一番のポイントです。
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勿論環境面ではNoxの発生抑制など、色々なメリットがあるわけですが、ただこのEGRは、エキゾーストマニホールドなどの近くに部品として存在がしていることが多く、確かに今回のBMWの見解だと、この部品ではないのか?と言われているのはわかるような気はしますね。
今回のBMW火災報道ですが、日本車にもリコール発表の可能性があるのか、車屋としては少し気になるところではありますね。