リアハブロックナットとは何?車検で交換される理由や効果とは…
2022/06/11
特に軽自動車に乗られている人ですけど、このリアハブロックナットというものを車検の時に頻繁に交換されていることに気が付く人も多いハズ!なんだそれ?なんて人は整備記録や納品書など、過去の車検でこの部品が交換されていないかご覧になってみてください。
正直…こんなもの交換する必要があるのか?という人もいるかもしれませんが、今日は車検の際に交換される理由やその効果などについて書かせて頂きますので、気になった人は少しご覧くださいね。
良いとか悪いとか言う事はありませんが(笑)読んでいただいてご判断頂ければと思います。
リアハブロックナットとは一体何なの?
恐らくほとんどの人は聞いたことがない部品ではないかと思いますし、もしも交換されていたとしても気にしている人も少ないでしょうね…このリアハブロックナットですが、これは名前の通り、リアのハブ。
軽自動車だとホイールを外すとドラムブレーキが姿を現しますけど、その中央あたりにハブがあるのですが、そのハブのセンターにキャップがあり、そのメクラキャップをめくって頂くと出てくるのがリアハブロックナットです。
このリアハブロックナットはただのナットなのか(笑)と思われた人…正解で間違いないのですが、でも何故車検の際に毎回この部品の交換がなされているのか?についてはこの先で書かせて頂きますね。
リアハブロックナットが車検時に交換される理由とは…
先ほど画像も載せておいたのですが、これといってみた感じ何でもないナットなのですが、何故車検の度に交換されているのか?
これは、このリアハブロックナット自体、ホイールを締結しているナットとは違って、「再利用不可」の部品であると思ってください!リアのドラムブレーキの中を見るには、このリアハブロックナットを外して分解が必要となるんです。
ということは大事なブレーキを守る部品の1つでもあるので…緩まないようにしっかりと締結されており、一度取り外してしまうと元々の締結力を失ってしまうので、再利用が不可なわけです。
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ですので、車検ではフロントおよびリアのブレーキもしっかりと点検が必要ですから、リアドラムブレーキの中を確認するために取り外すので毎回の車検毎にリアのハブロックナットは左右2個交換されると言う訳ですね!
車検に持ち込んだ際にこの部品を必ず交換してくれている工場は、私から言わせると「真面目」な車検対応工場です(笑)そんな工場にお世話になるほうが、車のことを知らない人にとっては安心感が高まると思いますよ。
車検時にリアハブロックナットを持ち込み交換してもらえるのか?
車検の時に自分で部品を交換して持ち込むとか、もしくは部品を持ち込んで支給して修理するなどの方法が車検を安く済ませる方法なのですが、リアハブロックナットを持ち込んでも大丈夫なのか?と思われている人。
結論を申しますと、工場側も断る理由はありません(笑)ですので、真っ当な修理工場であれば持ち込み修理を受けてもらえるはずです!断るような工場であれば…それはちょっと怪しいですね。
あとはそのような部品のことを知らない事をいいことに、部品単体で非常に高い請求をあげてくるような工場があるのも事実!大事な部品なんですよ=高い部品と思わせたいんでしょうけど、見て頂くと分かりますけど激安部品です!
もしもリアハブロックナットの部品単体で数千円などの見積もりを上げてくるような工場では車検を受けるのはやめましょうね!