ABSが故障した時の症状や原因とは…修理費用や車検はどうなる?
何だか運転時に違和感がある…気が付きやすいのがABSのトラブルですよね!特にブレーキ関係はブレーキペダルを足で踏み込むため、足裏に伝わる振動など、何だか変だな?というのを感じやすいんですよね。
ブレーキ関係のトラブルは、色々なトラブルの中でも早めに対策をしておかないと…運転中にブレーキが効きにくいなんてことになってしまうと、大きなトラブルに繋がりますので、是非ともここはしっかりと対策をしておきたいところです。
ということで、今日はABSが故障した時にはどのような症状が出るのか?そして原因、他にも修理費用や車検はABSが故障したままでもブレーキさえ効いておけば問題ないのか?についても書かせてもらいますね。
ABSが故障した時の症状や原因とは何?
ABSが故障した時の症状ですが、まず分かりやすいのがメーターパネルにABSの警告灯がついて、その状態のままというのが多いですね!エンジンの再始動で消える場合もあるのですが、その場合は電圧不足などバッテリーやオルタネーターが原因であることが多いです。
さて、ABSが故障した時の症状ですが、まず多いのはABSユニット自体の故障!ABSアクチュエーター、これらの部品が故障していますよ!と言われた場合には本体が故障していると思ってください。
勿論、ABSセンサーなどの断線や故障であれば、その部分だけのケアで問題ないのですが、年式も古い車、過走行な車などであれば本体ASSY交換しなければならない事が多いですね。
ちなみに、原因についてはやはり車種によるところが多いです!例えば、輸入車だとBMWなどは案外このABSや横滑り系のユニットは壊れやすいですからね(笑)国産車ではそんなにABSのユニットが弱いというのは聞いたことがないですが…年式・距離によっては壊れやすくなる部品なので気を付けておくと良いでしょうね。
症状で多いのは、やはり踏み込んだ際にタイヤがロックしてしまうケースが多いです!完全にユニットの故障をおこしている場合にはABSが効きませんので最寄りの修理工場でしっかりと点検してもらいましょうね。
ABSが故障した時の修理費用はいくら?
ABSが故障した時の修理費用についてですが、案外高いです!というより国産でも輸入車でも高いです(笑)ですのでABSユニットを壊してしまい、そのまま車を処分する人はいがいと多いんですよね。
壊れてしまうと国産車でもほぼ20万近い修理費用、輸入車だと30万ぐらいから考えておかなければなりませんから、ご自身の愛車の価値を考えた時に、恐らく修理費用の方が…と言う事になることが多いハズです。
どうせ処分するのであれば、ちゃんと高値をつけてくれる買取店や廃車専門店を探すことと、できればオーディオやアルミホイールなど、ご自分で取りつけられた装備品などは外して、別で処分した方が高く売れますからね。
ABSが故障した状態で車検は通るのか…
色々な意見があるので、申し上げておきますがABSの警告灯が点灯している状態で車検は通るのか?について…これは申し上げておくと「通りません」色々な意見がある中で、ABSなんて関係ない!というようなご意見もありますが、極端な話しABSがそもそも装着されていないようなお車であれば、問題ありません(笑)いわゆるクラシックな部類にされてしまうような車たちですね。
勿論、検査員の方がABSユニットを取り外して検査するようなことはありません!ただ、メーター内の警告灯の点灯有無については確認をするため、この時点で警告灯が点灯してしまっていては、その時点で失格です。
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ですので、最低限警告灯が点灯、点滅していない状態になっていないとダメなことをご理解ください!メーター自体を小細工して…なんて考えているぐらいであれば、中古のABSユニットを購入して腕の良い工場に持ち込む方がマシでしょうね(笑)いかにブレーキがしっかりと効くような状態でもダメなんですよね。
ということで、今日はABSが故障した時の症状や原因について書かせて頂きましたのでご参考にどうぞ!