ドアパンチ 不当請求への対処方法や支払い拒否できるものとは…
本日もご質問を頂いている中で1つ気になってモノがあったので取り上げるのですが、同僚の方がドアパンチをしてしまったようで、このようなご質問が届いております!
ドアパンチで19万近くディーラー見積もりで相手から聞かされました。
あれもこれもと、ドアミラーも擦ってるとか、凹みはないらしいのですが、
高すぎると思うのですが、どうですか?
ちなみに同僚のです。
同僚の方をご心配されているようで…恐らく仲の良い同士なのでしょう!何とか助けになりたい…アドバイスしたいという気配を感じておりますが、こちらのご質問について今日はこちらに返答として記事を書かせてもらいます。
是非とも最後までじっくりとご覧になってみてください!
ドアパンチ 不当請求される前に必ずしておくべき事とは…
ドアパンチの不当請求ですが、ある話です!初めての人は驚く人もいると思いますけど、人間の性根というのは(笑)こういう時に悪くなるんですよね…入れ知恵もあるんですが、取れる時にとってやろうと言う人が多いんです。
そもそも「ちょっとあたっただけだから大丈夫だろう」という気持ちの緩みが不当請求に繋がる一面もあるので、もしもドアパンチをしてしまった場合、即座に謝罪をして、そして菓子折りの1つでも持って謝りに行くのが鉄則です。
受け取ってもらえなくても良いんです(笑)この気持ちの部分は相手の心象を少なからず悪くすることはないですから、やっておいても損はないですね!さて、必ずドアパンチをしてしまった時には、外観の事故・損傷具合をあなたのスマホでも良いので、とにかく色々な場所から画像を残しておいてください。
正面から、斜めから、側面からと当たった部分とその周辺をしっかりと撮影しておいてください!また、ミラーなどがぶつかった場合でも、カバーの損傷だけなのか?ミラーレンズは動くか?ドアとなると、パワーウィンドウは動くのか?などその場で確認をしてもらいましょう。
のちのち、ぶつかる前はミラーのレンズは動いていたけど、当てられて動かなくなったなんて言われたら、あなたもどうしようも無いですからね(笑)不当請求を防ぐ術の1つは、事故後の処置をいかにきっちりやるかですよ!
ドアパンチ 不当請求への対処方法とは…
どうせ低速で当たっているし、保険なんて使わずに現金を払ってしまおうと思っていると痛い目にあいますよ。
保険会社にも警察にも連絡せずに、完全に事故解決をしようと挑むと、大変なことになるので、絶対に事故をしたら警察に連絡!これは義務ですからね(笑)そして加入する保険会社にも連絡を入れましょう。
さて、不当請求でよくあるのは「大きなことにはしないので、この場で○○万円払ってくれたら良いよ…」とか、「一切の事故修理に関係する費用は負担します」と一筆書けなどと言われたり…このような要求には絶対にのってはいけませんよ。
後々のトラブルに繋がりますし、どれだけ交渉に自信があっても止めましょうね!また不当請求に実際あったと思われている人、その請求費用が正当なものなのか、不当なものなのか判断し、相手に申し入れをする材料を持ち合わせていますか?
相手からの修理費用はどのようにして算出されているのか?どのような部品が修理品として挙げられているのか?実際に事故で損傷した部分との因果関係があるのか、これは1つ1つ確認をしなければなりませんね。
相手側も修理見積もりを持ち合わせているため、これは1つ1つチェックして認められる部分と認められない部分をあなたの保険会社も利用して交渉を進めるようにしてください!1センチぐらいの傷でドア交換などは絶対に認められません。
もしもあなたが今後ドアパンチをされたからと言って、このような不当請求はできませんので、あなたも覚えておいてくださいね!あとは完全な物損事故なのに慰謝料の請求なども勿論あたなが負担する必要は全くありませんので、その点も覚えておきながら対処していきましょう。
ドアパンチ 支払い拒否できるものとできないものとは?
ドアパンチをされて、支払拒否できるものと出来ないものが出てくるのですが、できるものはズバリ「事故に関連づいていない修理やその他費用の負担」ですよね。
右ドアに1センチの傷がついただけなのに、右ドア下のステップ部分も交換しないといけないとか、ミラーも塗装が必要とか、関係の無いドアとフェンダーも一緒に塗装しないと色が合わないなんてことは支払い拒否してください。
勿論、ドア部分の修理・鈑金塗装費用はこちらが負担して、持ち主が追い金を出して追加修理されるのは自由です(笑)あなたもそこに関与する必要はないので、そのあたりは良いとしても、関係の無い部分の修理について異議すべきですね。
ドアパンチされる場所で修理代は違う?鈑金や新品交換の判断方法他
逆にできないものについてですが、これはレンタカーなどの費用についてですかね(笑)ただこれも修理工場が貸し出した工場代車なのか、「わ」ナンバーのレンタカーなのかで全く対応がことなります。
修理する間に乗れないのでその間の費用と同等クラスの車両の費用は負担しなければならないでしょうけど、工場代車はあくまで工場が使う正規にレンタカー登録されていない車ですから、これは工場がその修理依頼者に貸し出しているだけの話であって、レンタカー代金と同等の費用を請求してくるのはおかしな話です(笑)ですので、このあたりも1つ1つチェックして支払拒否すべき部分とそうでない部分をはっきりさせましょうね。