ボルボの中古車はなぜ安い?故障の頻度や買ってはいけない車両とは
どうも大和です!今日はボルボについて書かせてもらいたいと思います(笑)なぜボルボか…こんなご質問を頂いております!
2012年式のボルボV60を購入したいと思っています。非常にお安いと思うのですが、何か理由があるのでしょうか?宜しくお願い致します。
とのことなのですが…ボルボがなぜ安いのか?これには理由がありますよ(笑)故障の頻度や買ってはいけない車両の特徴などについても書かせてもらいますので、是非とも最後までご覧ください。
ボルボの中古車はなぜ安い?その理由は…
御質問者の方が購入したいと思っているV60のボルボが安いように感じるようですが、そもそも冷静にお考えください!年式だけの情報しかありませんが、2012年式というと今から10年前の車両です。
10年前ですよ(笑)年間1万キロ走行をしているとすれば、10年落ち10万キロです…ともすれば、ベンツやBMW、アウディなどと比べてもそんなに値段は変わらないように思います!10年、10万キロの車両で安いのは当然と言えば当然です。
ボルボ 故障しないはウソ?その理由や乗るべきではない車輌とは…
でもボルボの場合、走行距離が薄くても安い車両は比較的多いと思います…その理由やボルボV60の2012年式となるとやはりAT、トランスミッションにその理由は隠されていると思います。
トランスミッション?と思われた方は、ボルボV60のトランスミッションについて調べて見ると良いでしょう。
さて、次に書かせて頂くのは故障の頻度についてですが、このトランスミッションを絡めて書かせてもらいますので、そのまま読み進めてください(笑)ボルボの購入をためらわれるかもしれません。
ボルボの中古車が安いのはトランスミッションが原因?故障頻度について
このように書いてしまうと、全てのボルボがダメなような書き方になってしまうので(笑)言わせて頂くと、2012年式のボルボV60だからと言っておきましょう。
トランスミッションとはオートマのことで、ドライブにいれたり、バックに入れたりすることで前進、後退をするのですが、このトランスミッションがV60はそんなに良くないんですよね…正確に言うと2010年あたりから2015年あたりのボルボV40、V60などは本当によく壊れます。
故障する頻度もかなり高いと思っておいた方が良いでしょうね(笑)前触れはあるので、トランスミッションのシフトショックが出ている、または日に日に大きくなっている個体は避けるべきですね。
でも実際に、試乗した段階ですぐにはわからないでしょう…ですので、判断するには上り坂などでストップアンドゴー、しかもアクセルを強く踏むようなストップアンドゴーを繰り返すなどの試乗をしてみてください。
あとは、上り坂で左折や右折をする前に一旦停止してあえて急加速させたりしてみてください(笑)ジャダ―が出るような車両は避けてください。
このあたりの年式のDCT搭載車のボルボについては、トランスミッションの性能低下とボード上に表示がでて、うんともすんともいかなくなるのが定番の故障です。ディーラーではASSY修理が基本となりますので、要注意ですよ。
ボルボ 買ってはいけない車両について…
あえて言わせて頂くと、ゲトラグ製のDCTを搭載しているボルボは買わないでください!実際に壊れない、壊れたことが無いと言う人は良いでしょう…長く乗りたい人には絶対に向いていません。
とくにASSY修理となると軽く70万ほどかかりますし、バルブボディなど一部部品の交換でもその半額ぐらいはかかります!DCTオイルの交換のみで症状が軽減される車両もあるのですが、それでも稀です。
ショックは小さくなったとしても、今までが大きかっただけでやはりゼロにはなりませんし、中古品やリビルトミッションでも同様です!載せ替えた所で、このDCT自体の構造が完全に日本には馴染んでいません。
海外でもこのDCTは色々と問題を巻き起こしているので、よほどこのV60の形が大好きで、何があっても購入したい!維持したいと思える人しか乗らない方が良いですね。
どうせ買うなら、2016年式以降のトルコンのボルボV60を購入するようにしましょう!アイシン社製のトランスミッションの方が遥かに良いミッションですよ。