BMW SMGの故障頻度や信頼度とは…買ってはいけない車両他
どうもこんにちは大和です(笑)今日は暑かった…フェーン現象?とかっていうのですかね…とにかく暑く、今日は午前中で作業を切り上げてしまいました。
さて、今日も先日に引き続きBMWについて書かせてもらうのですが、今回もトランスミッションについての記事です…BMWの悪名だかきSMGについてなのですが、故障の頻度、またミッションの信頼性、あとは買ってはいけない車両の特徴などについても書かせてもらいます。
SMG系の車両に乗りたいと思われている人は、ちょっとご覧になってみてくださいね。
BMWのSMGはポンコツ?故障の頻度について…
BMWのSMG搭載車両と言えば…M系の車両が基本ほとんどなんですが、E46、E60、E63などのMにはSMGが搭載されていますよね。
あのF1マシンのようなダイレクトなシフトチェンジが可能で、あのダイレクト感は一度経験してしまうと、普通のトルコンATには戻れないですよね(笑)勿論、故障を一度経験してしまうと、なんてトルコンATは便利で信頼度が高いんだろうと思ってしまいますけど。
SMGに関する故障の頻度についてですが、10年10万キロとして考えると、大なり小なりありますが、この間に2回は確実に整備ないしメンテナンスをすると思っておいてください。
とくに、クラッチ交換は必須です!気にせずに乗っているとフライホイールなどもダメになってしまうので、クラッチ交換は2回、それ以外ではレリーズとかセンサー、ハイドロユニットなどが状況により交換部品になってくる感じですね。
またメカニカルな交換は出来ても、初期化が必要になるので、テスターを持たれているような工場でないと、このあたりはクリアできませんので、注意が必要です。
BMW SMGの信頼度は低い?その理由とは…
BMWのSMGについてですが、E46などよりもE60になると多少信頼度が上がったなんていわれていますが、そもそもパワーユニットが違いすぎます。
E46のパワーとE60のパワーを比べてもらうと…天と地の差です(笑)そのパワーを支えているSMGですから、メカニカルにも電子的にも良くなったとはいえ、大したことはないんですよね。
しかもSMG搭載車のほとんどが15年近く前の車両となると…もう動いているだけマシだと私は思います(笑)ただ…マセラティなどのF1マチックに比べると、まだ信頼度は私は高いと思います。
マセラティのF1マチックなどは早いもので3万キロあたりで交換しなければならないような車両もあって、そそくさと20年式当たりではトルコンATになりましたからね(笑)ということで、マセラティよりは信頼度は高いぐらいで思っておいてください。
BMW SMG搭載車で買ってはいけない車両の特徴とは…
SMGの動きがギクシャクするなどの症状は既に危ない車両なんですが…やはり故障前には前兆があります!その前兆ですが、まずはシフトに入りにくくなること。
基本的にクラッチ交換などに目が行きがちなんですが…案外シフトに入らないなどの症状が出やすいのがSMG搭載車の特徴です。ジャダ―が出るなどの症状でも走行は何とかできるのですが、シフトが入らない場合には走行はできません。
特にSMG車は油圧制御されていますから、油圧がかけられないなどの状態になりがちな時に、このような症状が頻発してくるので、もしもシフトに入らなかったけどエンジンを一度切ってかけなおしたらシフトが入って普通に走行はできた!なんて車両の場合にはもう修理しておきましょう。
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もしもそのような症状が出ているけど、普通に乗れていますよ!なんて車両には絶対に乗らない・買わないでお願いします!またこのあたりの細かな症状の発生について、説明をしてくれない、理解できていない車屋さんではSMGを買うべきではありませんよ。
SMG搭載車を購入するのであれば、このあたりのトラブルに精通していて、何かあってもしっかりとケアしてくれるお店で買う事を勧めます。