雪道でブレーキがガガガとなる原因は?ならない車がダメな理由
2021/03/20
普通に雪道を運転しているときに、ブレーキを踏んだら違和感を感じることはありませんか?そうです!あのガガガガというように、何かを削るような音がなりませんか?
恐らく、ブレーキを踏んだ際に、足裏にもそのガガガという音と共に振動が伝わることがあるかと思いますが、あのガガガが発生することで「故障しているのでは?」と思われる人もいるでしょう。
ということで、今日は雪道でブレーキを踏んだ時にガガガとなってしまう原因や、ならない車がダメな理由についても書かせて頂きます!
雪道でブレーキがガガガとなる原因とは何?
雪道を走っていてブレーキを踏んだ時のガガガ音ですが、原因はブレーキパッドやローターなどではなく…実はABSが作動してそのような現象がおこっています。
音や振動に怖さがあるかもしれませんが(笑)そうたいしたことではありません!むしろ、ABSがちゃんと作動していることの確認にもなりますから、ガガガ音は故障などを示唆もしていませんし、ご安心ください。
ただ、雪道でブレーキがガガガとなるような程の踏込量は、雪道走行ではご法度!そんなに強く踏み込んでABSを雪道で作動させるような急停止をしたりする運転は、スリップなどを助長することにもなるので、あまり強く踏み込まない事です。
ケースバイケースではありますが、十分な車間距離を取りながら運転すれば、このガガガ音と遭遇することは無くなると思いますよ!
雪道でブレーキがガガガとならない車がダメな理由とは…
雪道を運転していて、ブレーキを踏んでもガガガとならない方が良いと書きましたが、かといってガガガと全くならない車も決して良いと言う訳ではありません。
というのも、もしもそのような事にならないのであれば、ABSが故障している可能性が非常に高いからなのです!ABS自体、そもそもスリップなどでブレーキを強く踏み込んだ際に、タイヤがロックされることを未然に防いでくれる訳ですから、その機能が役目を果たさない状況であれば、そのまま車の挙動を立て直すことも困難になるということです。
雪道では一度スリップしてしまうと、確かに立て直すのは困難ではありますが(笑)ABSが作動しない方が問題です!もしも雪道でガガガとABSの動作音が聞こえない、振動が足裏に伝わらないと言う人はABSの警告灯が点灯していないか注視しましょう。
OBD車検とは何…制度の仕組みやどんな車が検査不合格になるの?
もしも警告灯が点灯しているようであれば、すぐに修理に持ち込むべきですよ(笑)そのままABSが壊れていては、車検に通りませんからね。
ABSの故障を安く修理する方法とは?
これでは安全に雪道が走行できない!雪道どころか、オールシーズンABSが壊れている状態というのは、あまりよろしくありません。
ですので、ABSの故障をいち早く修理して頂きたいのですが、ABSなどの電装関係の修理は意外と高いです(笑)ディーラーが一番高いと思いますけど、お金がちょっと…と気にされている人は安く対応してくれる工場を探しましょう。
良い工場の特徴としては、中古部品だったり、リビルト品など安価なパーツを利用して修理してくれる工場です!予算に合わせた修理方法を提案してくれるところで修理するのがお財布には優しいと思います。
ということで、そんな修理工場を探してみてください…何故おすすめするのか?それは、やはりどのような修理をどのぐらいの期間で、そしていくら費用がかかって修理なされているのかが一目瞭然だからです。
修理に持っていく段階、見積もりを貰う段階だと既に車を預けているので、そこまで点検してくれたのに断りにくい…だけどそれにしても高い(笑)なんてことが往々にしてあります。
ですので、事前にネット経由で問い合わせをして概算でも修理費用を聞いたりするのが良いでしょうね!