試乗車での事故は誰の責任…契約書の説明がなく署名の場合は?
よくお葉書がディーラーから届くと思いますが、試乗車のご案内。
新車とか、新古車とか色々な車の試乗案内ですが、この試乗車…こんなこと考えたことはありませんか?もし事故を起こしてしまったら、事故にあってしまったら誰の責任になるのか…今日は試乗中の事故についての記事を書かせて頂きます。
契約書についての説明がなく、署名をさせられた場合などについても書かせて頂きますので、一度ご参考にしてみてくださいね。
試乗車での事故は誰の責任になるの?
試乗車を運転中に事故をしてしまった…これは自損でも物損でも、色々なケースがあるかと思いますが、もしも自分でハンドルを握り、どこかにぶつけてしまった場合。
この責任についてはあくまで運転をしていた「あなた」に責任がありますから、試乗車だからとかは一切関係ありません!公道を走る車ですから、誰かから借りた車だろうと、展示車だろうと、試乗車だろうと、事故はあなたの責任です。
勿論、過失云々の話はありますが、あなたがぶつけているわけですからね(笑)でも、試乗車に乗っていて例えば、同乗者がいるような場合も高級車ならありえるのですが、大きな事故になると、この同乗者の人の責任にもなってくる可能性があります!
ですので、自分だけで責任を負えば…と思っていても、同乗者にも迷惑のかかるお話にもなりますので、試乗車を乗る時にはちゃんと交通ルールを守りましょうね。
ちなみに、ちょっとバンパーをぶつけたぐらいであれば、同乗者の人も大丈夫だとはおもいますけどね。
試乗の際に契約書が無い場合でも事故の責任はあるのか…
ハガキを渡したらすぐに乗らせてもらえたとか、今までに一度も契約書を交わしたことなんてないとか、恐らくそんな人もいるかと思います。
契約書を交わしていない時点で、試乗車のルールもわからないし、事故をしたところでその責任をこちらになすりつけられてもなんていうような、強引な考え方をする人もいるかとは思いますが(笑)結論をいいますと、契約書が無い場合でも、あなたが運転をして事故をしている事実があるわけですから、結局あなたの責任ですよ!
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契約書が無いので知らなかっただなんて言ったところで…全く意味がありません(笑)でも、もしも店舗側も契約書をちゃんと締結したうえで、試乗車の案内、運転許可を与えていなかったとしたら、試乗車の提供側の方ではちょっとしたトラブルになる可能性こそありますが、契約書があるのか?試乗車で事故をした、もしくは追突されたなどの事故があった場合にはどうなるのかは、ちゃんと口頭、書面で確認をしてから乗られることをお勧めいたします。
何より、あなたが加入している、自動車保険を適用して乗ることができるのかも、確認しておきましょうね。
試乗車の規約やルール説明がなく署名(サイン)した場合はどうなるの?
確かに、何となくサインをしたような…こんなこともあるはずです。
でも、試乗車を貸し出す側は、全く契約書、誓約書などのルールについては説明がなく、これにサインをしてもらえたらすぐに試乗できますので!なんて言われたので、気にせず乗っていたということもあるでしょう。
でも、説明が無かったから、事故をおこしてもドライバーとして事故を起こしても責任を負えません!とは言えませんよ(笑)説明の有無に関わらず、サインをしてしまっていますから…これが後々覆せるなら良いですが、あなたとその相手、2人しか状況が分からない訳ですから、絶対に覆りませんよ(笑)
署名、サインなど簡単なものをササっと済ませればと思うわけですが、絶対に危ないです!
必ず、試乗をする場合には、先ほども書きましたが、あなたの保険が使えるのか?これは他車運転特約ですが、他にももし事故をされてむちうちになったら?など面倒なようでも、ちゃんと説明を求め、そしてそれが文章化されている契約書、誓約書にサインをして乗るようにしましょう。
意外と、試乗車を乗る時に限って事故なんて(笑)と思う人も多いのですが、全然ありますからね!