ベンツ エマージェンシーモードとは何?修理方法やいけない乗り方
2022/06/19
ベンツのオートマですが、それは昔は良く壊れました!今でもAクラスとかBクラスのCVTなども笑えるほど壊れますが(笑)今日はベンツのエマージェンシーモードについてお話をさせてもらいます。
エマージェンシーモードとは一体何なのか?完全にオートマが壊れてしまっているのか…修理方法や、ベンツのオートマに負担をなるべくかけない乗り方などについても書かせて頂きます!もしも知らず知らずの間に、いけない乗り方をしている人は気を付けましょう。
国産車のような簡単な乗り方をしていると、いつかエマージェンシーモード突入になりますから、学んで帰ってくださいね。
ベンツ エマージェンシーモードとは一体何なのか…
聞きなれない言葉だと思いますが、ベンツのオートマがエマージェンシーモードになってしまった人!このエマージェンシーモードとはベンツのオートマ、変速機に何らかのトラブルを抱えている状態です。
チェックランプの点灯と共に、どうもオートマがギクシャクしたり、なんだか車体が重たいような感じになったりします!このエマージェンシーモードとは実は変速機の不具合に対して、オートマを極力保護しようと働いてくれる保護プログラムのようなものです。
ただ、これはあくまで応急処置レベルの保護プログラムモードであって、そのモードになった状態だと2速固定でしか走行できないなど、公道の走行では厳しい展開になります。
エマージェンシーモードになってしまうと、変速機を必ず点検し必要な処置をしなければ完全に復旧することはないので、この状態になったらディーラーないし専門店に車を持ち込みましょう。
エマージェンシーモードになったら2速固定になること、そしてギアチェンジをした際にシフトショックはかなり大きくなります!それでも、多少であれば走行はできますので、もしも低速でもいける場所にショップがあるようであれば、気を付けて走行してお店に向かいましょうね。
エマージェンシーモードになりやすいイケない乗り方とは…
いけない乗り方というと、少々驚かせるようですが、輸入車のオートマはやはり国産に比べると少々弱い印象が私にはあります。
BMWなどでも、昔の車輌はガラスのオートマだなんて言われていましたし(笑)実際に私も色々な目にあったので…確かにと心なしかそう思っている部分はあります。
さて、エマージェンシーモードになってしまうようなイケない乗り方ですが、それはドライブとかパーキングなどに入れた際に、多少クリープしている状態があると思うのですが、そのような時に無理に発進させたり、ジャダ―が出るような乗り方をしている人は間違いなくATを痛めつけています。
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国産車ではよくあるような乗り方ですが、ベンツレベルになると…できればやめて頂きたいです!ゆっくりとシフトチェンジをするように乗って頂くことがお勧めですね。
あとは、オートマオイルなどの管理をしっかりとやってもらいたいですね!輸入車は国産車よりも繊細です(笑)しっかりと手をかけてあげれば、良い状態で乗りつづけることが出来ますので、是非ケチらずにメンテナンスをしましょうね。
ベンツ エマージェンシーモードになった時の修理費用について…
完全にオートマがダメになってしまった場合を覗いて、エマージェンシーモードに突入しても部品交換のみで何とか修理できる!ということがあります。
オーバーホールとか載せ替えと言う言葉が頭をよぎるかと思いますが、調べもせずにサクッとそのようなことを言ってくるのは、正直ディーラーぐらいでしょうかね。
エマージェンシーモードになるベンツの大半が、オートマのトラブルというよりスピードセンサーの破損とか、電子基板の修理で復旧することがほとんどで、エレクトリカルキット、エレクトリカルプレートなんて言われたりしますが、この部品をまずは疑いましょう。
ベンツはATFやエンジンオイルなどがコンピューター関係の部品、ハーネス類にオイルが回りやすく、カプラーを外したら何故かオイルがベトベト…なんてことが良くあります!
純正だと非常に高い部品なのですが、この部品を交換して、しっかりとATFを入れてあげれば、間違いなく良い状態に戻ると思いますので、お試しください!尚修理費用については、車種により少々異なりますが、10万円もあればお釣りが出るはずです。
部品自体は自己調達された方が、更に安く修理も可能ですので、そのあたりは知っておくとお得だと思いますよ。