BMW VANOS(バノス)故障の原因やトラブルの対処法他
2022/08/21
なんだか最近自分のBMWのパワーが無いような…走りがキビキビしていないような…エンジンルームから音がしているような、そんな感覚をお持ちの方は読んでいただきたいのですが、BMWといえばやはりウリは走り!そして何よりBMWに乗られている人に走りの爽快感を与えているのは、このVANOS、バノスという機構なんですよね。
アクセルを煽っても、どうもふけ上がりが悪いように感じる、でも全く走らないわけでもないし、どうしてだろう?と悩まれている人は、まだ比較的症状が出始めて間もないとは思いますので、VANOSをしっかりと修理することをお勧めいたします。
では、今日はVANOSが故障する原因とは一体何なのか?それとトラブルが起った時の対処法などについて書かせて頂きますので、どうぞご覧ください。
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前兆とか症状の雰囲気があった段階で早急に手当てをしてあげれば、何とか救えることもありますが(笑)末期症状だと…もう捨ててしまった方がということになりえますので(笑)最後までご覧ください。
BMWのVANOS(バノス)が故障する原因とは?前兆についても…
買って1年も経っていないのに…そんな人は不運としか言いようがありませんが、そもそも前兆に気が付いていればそんなことも無かったのかもしれません。
まず、VANOSが壊れる前の前兆としては、明らかなパワーダウンを感じるかと思います!特に、エンジンルームからの聞きなれない異音がバノス故障の前兆で、カチカチとかガラガラというような機械音が大きい場合には疑っても良いかと思います。
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車検の時には問題なかったのに…なんて言う人もいますが検査員はVANOSが壊れているかどうかなんてものは正直見ていませんからね(笑)特に走行中にアクセルを踏んでシフトアップしているのに、加速感がなく、のっぺりとした加速で機械音も伴うようであれば、VANOSが壊れている!もしくはそこそこ走るけどちょっと変?なんて感じた時には、VANOSが壊れる前兆だと思っておいてください。
このVANOSですが、エンジンオイルの管理の不徹底からトラブルとなることが非常に多く、スラッジが多いようなエンジンは要注意しておくべきですので、見える範囲にはなりますが…オイル給油部分から、メタルの見える部分をしっかりと見ておきましょうね!
黒く焼け焦げているようなメタル部分があるBMWのエンジンはちょっとオイル管理を怠っている可能性もありますよ!
BMWのVANOSが故障…トラブルの対処法とは?
VANOSが故障したから全く走れないか?と言われるとそんなことありません。
先ほども書いたように、シフトアップと加速感のアンマッチなどが主だった症状ですから、ATがエマージェンシーモードになるよりかは随分とマシではあります!とはいえ、加速を得られないとなると、走る道によっては危ないこともあるでしょう。
バノスに何らかの異常があるのでは?と素人ながらに思われた場合、基本的には修理工場にて修理をすべきです。
とはいえ、ディーラーだと高くつくよな…と思われる方は、エンジンの駆動系の修理実績が多い工場などをこちらなどから探すのも良いでしょうね!ディーラーは基本的にテスターでの修理が基本なので、ASSY交換がメインです。
一転、BMW専門店などになってくると、部分修理で様子をみましょう!なんてことも言ってくれますし、お財布にとってはかなり安心かと思います。
BMW VANOS(バノス)の修理費用はいくらぐらい…
VANOSの修理となると、決して安くはないですね(笑)画像にも載せたように、タペットカバーを必ずパカッと開きますから、この作業だけでタペットカバーパッキンの交換、オイルの交換は必ずついてまわります。
プラグやイグニッションコイルも同時交換をディーラーなどでは言われるでしょうから…それだけで考えても10万近い出費は覚悟しないといけないでしょうね。
そこに加えてVANOSの修理となれば、タイミングチェーン、とかガイド…ソレノイドなどの交換こんな部品などを変えていると工賃も含めて50万近い費用はかかるため、相応の覚悟がいるでしょうね。
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直さずにとりあえず元通りに(笑)といっても、6万、7万ぐらいはかかるわけですから、かなり悩むでしょうね!ディーラーではASSY修理…部分的な部品交換は本当に融通が利かないので、このようなことを想定するとやはり、専門店や同じような症状を修理した経験、実績のある一般工場を探すべきですよね。
この部品は再利用しよう!という提案があるだけで、あなたも少しは気が楽になるとは思うので…ということでそんな時にはこちらから同じ症状が出た車両の実績を確認しつつ、自分の家や職場に近い工場を探してみてくださいね。