全損事故とは一体何?買い替え費用や泣き寝入りしない交渉術とは…
2019/11/16
どうもこんばんは大和です、今日も少し肌寒い1日でしたね。
とはいえ、今日も朝から色々とお仕事をしておりますが(笑)皆さん全損事故というのを聞いたことがありますか?恐らく事故と無縁の人にとっては、全損事故というものが何を示しているのかわからないと思います。
何となく大きな事故なんだろうなぐらいの感覚はお持ちだとは思いますが、それはあなたや相手の車の損傷レベルをみればわかりますね。
その事故の大きさを物語るものと考えてもらったらよいと思いますが、修復が不可能な車を全損事故と言う場合や、そうではない場合でも全損事故と言う場合がありますので、少し解説をさせて頂きます。
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全損事故とは何?2種類の全損について
全損事故と言いますが、実際にはその全損事故にも2種類ほど種類がありまして、ご説明いたします。
まず物理的な全損についてなのですが、これはもう車としては再生、復活が出来ないほどの大きなダメージをおってしまった車の事故の事を指しています。
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わかりやすいですよね(笑)ぐちゃぐちゃになっている車を想像してもらうとわかりやすいでしょう。
そして次に経済的全損、これはその車の価値を超えるための全損扱いと言えば分りやすいと思いますが、その車の価値が20万円しかないけれど、修理に60万かかると言う場合には全損になりますね。
この場合は全損で20万円しかもらうことができないですよ!
全損事故の場合 次の買う車の買い替え費用は出るの?
例えば、全損事故の場合においてですが、次の車の購入の事も考えなければなりませんよね、車屋さんも代車をいつまでも貸してくれることはないですからね。
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新車を買う場合でも中古車を買う場合でも、次に買う車には、その車の車両本体の価格の他、それにかかる消費税、名義変更費用、納車整備費用など諸々の費用がかかります。
これは事故が無ければ本来かからない費用なわけですが、事故が起こったからこそかかる費用で、買い替え費用はもらうことができます。
ただし、その場合でももらえないものもありますので、無理に交渉をするのではなく、こちらで勉強をしてもらってから交渉に臨んでくださいね。
全損事故の買い替え費用請求で泣き寝入りしない交渉術とは…
全損の事故において、買い替え費用の請求までするのはおこがましい…そんな気持ちになる人もいるかと思いますが、これは車屋さんにちゃんと支払われる費用であって正当性があります。
ですので、ちゃんと主張をして、次の買い替えの車の手出し費用については極力おさえるべきです!そうです、泣き寝入りする必要は一切ありませんよ。
で、どのように交渉するのかですが、明白です(笑)さきほどの全損20万のケースで考えれば、20万円の車体費用の車を探してもらえることになったので、それにかかる消費税2万円、車庫証明、名義変更、納車整備などの諸費用が○○万円かかるので、そこは保証してください。
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そして何より、交渉では対物超過を利用して修理する場合、保険会社の負担は増える訳ですから、それを行使せずに全損で折り合う所をこちらも譲歩するので出してください。
このように伝えるのが一番良いかも知れませんね(笑)とはいえ、事故の時には必ず揉めます。
しっかりとメモや記録を残しながら、誰といつどのような事を話したのか、必ず書き残して証拠を積み上げておかなければ不利になりますので、注意ですよ。
ちなみに、事故になって車を処分しようと思われている人は、まずはこちらで問い合わせをすることをお勧めします(笑)事故車は0円ではありませんよ。