名義変更前の事故は誰の責任?個人売買でトラブルにならない方法他

   

こんばんは大和です、現在も車関係に精通をしております私が、今回も色々と皆様にお話をさせていただくのですが、最近は我々のような販売店では無く、皆さんは個人売買で車を買われたりするのが当たり前の時代でもあるようですね。

ヤ○ーオークションとかで車を買うのは問題があるのでしょうか?大和さんのところで買う車よりもかなり安いのですが…そんなお話をよく質問されたり、お店で話をする若い人にも聞かれるのですが(笑)個人売買ですから、たしかに中間マージンも一切なく、安いというのは当たり前でしょう。

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もちろん、保証や保険部分もないので、何かあっときにその安かったと言う差額分で、その故障や修理がチャラになるのであれば良いですけどね。

あとは、事故歴などについては少々不安がのこりますよね、実際安く買えても、車が真っ直ぐ走らないとか、扉を開けたところのピラーが錆びている、曲がっている、タイヤハウス内が変形している、このようなこともゼロではないですからね。

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さて、今日はそんな個人売買にまつわるお話になるのですが、一番危ないと言えるのが、普通自動車など名義が変わる前に譲渡し、赤の他人が事故をしてしまうというパターンですよね、その場合車検証上の所有者なのか、それとも運転者なのか、どちらの責任になるのでしょうか、個人売買でトラブルにならない方法についても書いていきますね。

 

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名義変更前の事故は誰の責任になるの?所有者かそれとも運転をしていた人か…

名義変更というのは必ず必要で、この車は私が所有しています、もしくは使用者なのかはっきりする書類です。

ですから、実際に自分の車だと言っても、例えばローン会社が所有していれば、あなたは使用者に過ぎず、本当の所有者とは言い切れない訳です(笑)ちょっと難しいかもしれませんが、あなたの所有権を書面で現してくれているものだと思ってください。

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その名義変更をする前に、渡した車、もしくは譲り受けた車で事故をしてしまったらどうなるのでしょうか?この場合は、運転をしていた人にも、そして車の名義人である所有者にも責任が出てきます。

ですから、名義変更前に車を渡してしまうと、事故や違反などのトラブルに巻き込まれますので、絶対に名義変更前に堂々と車を渡す、もしくは譲り受けた車を乗り回すのはやめておきましょう。

 

名義変更前 事故 トラブル 

 

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個人売買などの場合、友人であれど、先輩であれど、後輩であれど、絶対に信用してはいけません、極端なことを言えば幼馴染や自分の兄弟でも信じるべきではないです。

先ほども書きましたが、違反や事故、人を巻き込むような事があった場合に、非常に大きな代償を負う事になってしまいますから、名義変更前には必ず車両には乗らないことを書面にて誓約をしてもらいましょう。

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引き渡し時の走行距離などを証拠となるように写真等で控えるぐらいのことはやっても良いですし、引き渡し時の走行距離を書き入れ、その書面に対して一筆いただくこともしておくべきです。

さて、個人売買で名義変更を何度言ってもしてくれない…こんなことがあるわけですが、実はクルマ業界では個人売買でなくとも、お店レベルでもこのようなことは過去あります(笑)ただ個人でも車屋でも同じです。

名義変更をしてくれるようにやはりアクションを取っていくしかありませんからね、この状態だと一番先に考えるのは、内容証明郵便にて名義変更の督促、弁護士への相談など文面にて緊急性を訴えましょう、ちなみにこの送った文面については、必ずコピーなど手元においておきましょうね。

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恐らく、無視されるケースも考えられるのですが、必ずこの段取りを踏んでいくのがベストです、そもそも車を引き渡すときから、絶対に名義変更前に乗られる…というのを避ける時には、次に書かせてもらうような方法が良いかと思います、ちなみに預り金なんてものは正直効果は薄いです(笑)例えば、預り金を5万円に設定したとしても、それを上回るほどの違反金などや自動車税の請求があるとどうでしょうか?その預り金を補てんしたとしても足りませんよね…全く効果がないかと言えばウソになりますが、反対に、高額な預り金の設定では個人売買自体も成り立たないでしょうね。

 

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名義変更前に事故や違反をされない方法とは?

さて、名義変更前に事故や違反をされてしまったケースというのは、書類と車両を同時に引き渡しているパターンが非常に多いですよね、まずは名義変更前には車庫証明の取得が大前提ですからね。

なので、かならず個人売買の時にトラブルにならないようにするには、車両と書類の引き渡しに対して厳格なルールをつくるということをやっておきましょう。

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1つ目にまずは車検証のコピーを提示し、それをもとに車庫証明を取得してもらうということですね、この車庫証明を申請してもらい、その後許可が下りた書類を郵送頂きましょう。

そして更に、売買する先の都道府県で出張封印などの対応ができる行政書士に必ず間に入ってもらう事です、費用がかさむ…という意見もあるのですが、ここで数万円ケチってしまうと、後々ずっと後悔することになりますからね。

出張封印が対応できる行政書士に、あなたの書類と相手方からもらった書類を送り、名義変更の準備をしていただきましょう、そして車両については陸運局に直送するのがベストです。

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勿論、名義変更代については先に購入者から徴収していれば損はしませんし、陸運局に送り、行政書士に引き取ってもらい、名義変更をその場でしてもらえば、ナンバーもきっちりと変更できますし、あとは新所有者がその車を陸運局に引き取りにくればよい訳です。

もし仮に、引取りをしない場合でも、旧所有者へは全く関係のないことですからね(笑)ちなみに、出張封印ができる行政書士としたのは、直送は嫌なので、車を自分の家に送ってほしいと言われるパターンもあるかと思います、ですので陸運局にはこようとしない場合でも、出張封印にて対応してしまえばOKということです。

意外と車の取引には大きなトラブルがありますので、よくよく注意しましょうね!

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